式言語


OpenHelpDocument @コマンド

独自の状況依存のヘルプ文書を作成できるようにします。このコマンドを使うにはまず、キー値を含む最初のソート列を表示するビューを作成しなければなりません。このキー値で各ヘルプ文書を一意に識別します。@Command([OpenHelpDocument]) は、ソートされたビューで指定されたキー値を検索し、キー値が一致した場合は対応するヘルプ文書を個別の [ヘルプ] ウィンドウに表示します。

ヒント この @コマンドをフォームの onHelp イベントの式として使用すると、たとえば、ユーザーがこのフォームの使用時に [F1] キーを押した場合に、通常起動される標準の Lotus Notes ヘルプデータベースの代わりに、対応するカスタムヘルプ文書が表示されます。

メモ この @コマンドは Release 5 で新しく追加されました。

構文@Command( [OpenHelpDocument]; server :database; viewname; key )
または

@Command( [OpenHelpDocument]; [ HelpDatabase ] ; viewname; key )

パラメータserver


database
viewName
key
[HelpDatabase]
使用法ヘルプデータベースで、キーを含む列がソートされなければなりません。
ヘルプデータベースはサーバー上かローカルデータディレクトリに存在しなければいけません。サーバー名を省略すると、デフォルトでローカルデータディレクトリになります。

データベース名を省略すると、ヘルプデータベース内で検索されます。たとえば、Lotus Notes 6 Client では、『Lotus Domino 6 ヘルプ』(HELP6_CLIENT.nsf) 内が検索されます。

このコマンドは、Web からのアクセスの場合にヘルプ文書を得るためのボタンの作成に役立ちます。

メモ ヘルプ用のページを作成して @Command([OpenPage]) を使って開くこともできます。


関連項目