アプリケーションの管理


複製の設定を指定する

1 つのレプリカの複製設定を指定することも、中央の複製元レプリカから、データベースの複数レプリカの複製設定をカスタマイズし、このカスタム設定を適切なレプリカに複製することもできます。この方法で複製をカスタマイズすると、複製を中央管理できますが、実行するには各レプリカの複製要件を把握している必要があります。

中央管理で行える複製設定は、[文書のサブセットを複製] と [複製内容] だけです。[文書のサブセットを複製] はレプリカが受信できる文書を制御します。[複製内容] はレプリカが受信する文書以外の要素を制御します。

中央管理の複製設定を変更した場合、設定は複製が 2 回行われて初めて有効になるので注意してください。1 回目には、複製元サーバーから複製先サーバーに新しい設定が複製されます。2 回目は、新しい設定に基づいて複製が行われます。2 回目の複製は、複製元のデータベースが何らかの方法で更新されたときに実行されます。複製元データベースの更新を待たずに、新しい設定を強制的に有効にするには、複製履歴を消去します。

複製履歴の消去について詳しくは、『Lotus Domino Administrator ヘルプ』を参照してください。

1 つのレプリカの複製設定を指定するには 1 次のいずれかを実行します。

2 [スペースセーバー] パネルをクリックし、オプションの有効、無効を設定します。

3 [送信] パネルをクリックし、オプションの有効、無効を設定して、レプリカがほかのレプリカに送信できる内容を制限します。

4 [その他] パネルをクリックし、オプションの有効、無効を設定します。

5 [詳細] パネルをクリックします。必要に応じて [複製内容] オプションの有効、無効を設定します。[複製内容] オプションは、中央の複製元レプリカからデータベースの複数レプリカの複製設定を管理するためのオプションなので、無視してください。

6 [OK] をクリックします。

1 つの複製元レプリカから複数レプリカの複製設定を指定するには 1 この作業を行うには、複製の設定について理解している必要があります。
2 この作業を行うには、中央の複製元レプリカの ACL で [管理者] のアクセス権が設定されている必要があります。また、中央の複製元レプリカに、複製先レプリカすべての ACL で [管理者] のアクセス権が設定されている必要があります。

3 次のいずれかを実行します。

4 [詳細] パネルをクリックします。

5 複製先サーバーを指定するには、[選択データベース] の隣のコンピュータアイコンをクリックします。複製先サーバー名を指定し、[サーバーの追加] を選択し、[OK] をクリックします。複製先サーバーに IBM(R) Lotus Notes(R) Client 名を指定するには、Lotus Notes Client の階層名を入力します。

6 複製元サーバーを指定するには、[複製相手] の隣のコンピュータアイコンをクリックします。複製元サーバー名を指定し、[サーバーの追加] を選択し、[OK] をクリックします。複製元サーバーに Lotus Notes Client 名を指定するには、Lotus Notes Client の階層名を入力します。

7 複製対象として選択されたサーバーを削除するには、複製元か複製先のコンピュータアイコンをクリックし、サーバーを選択し、[サーバーの削除] を選択し、[OK] をクリックします。

8 指定した複製先レプリカで文書のサブセットを受信するには、[文書のサブセットを複製] をクリックします。複製するビューやフォルダを指定するか、複製式を指定します。

9 レプリカで受信する文書以外の要素を指定するには、[複製内容] で適切なオプションを有効にします。[複製式] は必ず選択します。

10 複製元と複製先の組み合わせそれぞれについて、手順 5 から 9 を繰り返します。

11 [OK] をクリックします。


関連項目