アプリケーションの設計


キーによって文書を開く URL コマンド
ここでは、ソートされた最初の列のキー値 (文書名など) を使用して文書を開くコマンドや、キーを使って文書にリンクする URL を生成するコマンドについて説明します。設計要素を非表示にした場合は、サーバーに対しても非表示になります。プロパティインフォボックスで [非表示] タブを使って非表示にしたのではなくビュー名をカッコで囲んで非表示にした場合を除いて、IBM(R) Lotus Domino(R) URL コマンドを使って非表示ビューの文書にアクセスすることはできません。

メモ 次に記載されている URL は例です。実在の Web サイトを示すものではありません。

Lotus Domino の URL を使用して文書にアクセスするキーを使って文書を開くには、キーとなる最初の列でソートしたビューを作成する必要があります。次に、URL を使って文書を開きます。
構文http://Host/Database/View/DocumentName?OpenDocument
それぞれの意味は次のとおりです。


この構文を使って、文書を開いたり、編集や削除を行ったり、添付ファイルを開いたりできます。Lotus Domino は、ビュー内の列の値が DocumentName に完全に一致する最初の文書を返します。

一致する文書が複数ある場合でも、Lotus Domino からは常に最初に一致した文書が返されます。キーと列の値は、完全に一致しなければなりません。ただし、大文字と小文字の区別、およびアクセント記号の区別はありません。

View には、UNID またはビュー名のいずれかを指定することができます。さらに、適切な場合であれば、これらのコマンドの暗黙的な形式が正常に動作します。たとえば、URL コマンドでは OpenDocument 引数を省略できます。コマンドは自動的に OpenDocument と解釈されるので、省略しても文書は開きます。EditDocument と DeleteDocument は明示的なコマンドでなくてはなりません。

http://www.mercury.com/register.nsf/Registered+Users/Jay+Street?OpenDocument
http://www.mercury.com/register.nsf/0/466c5172561e1c5c852566c2005f6bbb?OpenDocument

@コマンドを使って文書へのリンクを作成するWeb アプリケーションでの@コマンドの使い方の詳細については、「Web アプリケーションでは使用できない機能」を参照してください。

Lotus Domino URL を使用して添付ファイルにアクセスするLotus Domino では、文書と添付ファイルを保存するときに、後でそのファイルを取り出すための URL が生成されます。添付ファイルにより、元のファイル名で終わる URL が生成されます。次に例を示します。
http://domino.lotus.com/domdown.nsf/ViewUNID/DocumentUNID/$File/DOMINO.EXE

ViewUNID には、ビュー ID またはビュー名が設定されます。DocumentUNID には、DocumentKey を設定できます。これにより、ビュー名と文書キーを与えて、添付ファイルへの URL リンクを作成することができます。

デフォルトでは、ブラウザは URL で指定されている名前を使って、そのファイルを保存します。

関連項目