LOTUSSCRIPT /COM/OLE のクラス


タイマを設定する

タイマを使うと、指定した秒数ごとにイベント処理ルーチンを呼び出すことができます。タイマの作成に必要な手順を次に示します。

1 アプリケーション内のほかのすべてのスクリプトに対してグローバルである (Declarations) または (Options) スクリプトで、Dim ステートメントを使って NotesTimer オブジェクトに対する参照変数を割り当てます。

2 実行可能コードで、Set ステートメントを使って NotesTimer オブジェクトを作成します。最初のパラメータは間隔で、イベントハンドラが呼び出される間隔を秒単位で指定します。2 番目のオプションパラメータは任意のコメントです。NotesSession の CreateTimer メソッドを使うこともできます。

3 On Event ステートメントを使って、NotesTimer オブジェクトの Alarm イベント用のイベントハンドラを確立します。

4 イベントを処理するユーザーサブルーチンを記述します。

コンピュータ上のスクリプト関連のほかのアクティビティによってはイベントが遅延することもあり、間隔は保証されません。

次の表は NotesTimer プロパティのリストを示します。
プロパティデータ型説明
CommentString 型(読み書き可能) 任意のコメント。オブジェクトが作成されるときの 2 番目のパラメータです。
EnabledBoolean 型(読み書き可能) NotesTimer オブジェクトがアクティブであれば True (デフォルト)。
IntervalInteger(読み書き可能) イベントハンドラが呼び出される間隔 (秒単位)。オブジェクトを作成するときの最初のパラメータです。

関連項目