アプリケーションの設計


イメージマップを作成する
イメージマップとは、プログラム可能なホットスポットを備えた図形です。ホットスポットをユーザーがクリックすると、アクションが実行されます。イメージマップは、アプリケーションのナビゲーション構造としてよく使用されます。たとえば、料理のイメージマップには、ユーザーがクリックするとレシピが表示されるようなホットスポットが作成できます。独立した設計要素であるナビゲータとは異なり、イメージマップはページまたはフォームに組み込まれます。したがって、イメージマップとテキスト、および他のページまたはフォームの設計要素を簡単に結合させることができます。さらに、非表示切り替え式または表示用の計算結果式を使用してイメージマップの表示を管理できます。いくつかの図形と、テキストおよびアクションボタンを組み合わせたサイトマップまたはナビゲータを作成する場合は、イメージマップではなくナビゲータを作成してください。

ページまたはフォームに貼り付けたり、呼び出したりできる図形であれば、イメージマップとして使用できます。ただし、PI 形式の図形は除きます。イメージマップを作成し、その後、変更する必要が生じた場合、ホットスポットには影響を与えずにその図形を変更できます。

イメージマップを作成するには 1 ページまたはフォームに図形かイメージリソースを貼り付けるか、作成するか、または呼び出します。
2 図形を選択します。

3 [図形] - <ホットスポットの形状> の追加] を選択します。 4 クリックしてからドラッグして、図形上にホットスポットを描画します。 メモ 多角形のホットスポットを描くには、多角形の各頂点をクリックして指定し、最後にダブルクリックして線を結びます。画像の周囲に一致した大きさにホットスポットを設定するには、[デフォルトのホットスポット] を選択します。 5 次のいずれかを実行します。 [図形] - [ホットスポットのプロパティ] を選択します。[ホットスポット <形状> のプロパティ] インフォボックスの [ホットスポット情報] タブで、リンク、名前付き設計要素へのリンク、URL リンクのいずれかを指定します。リンクについて詳しくは、「ページの設計」の章のトピック「リンクを作成する」を参照してください。 プログラムペインのスクリプトエリアで、ユーザーがホットスポットをクリックした時に実行されるシンプルアクション式、LotusScript または JavaScript ルーチンを入力します。 6 [詳細] タブで、[代替テキスト] を追加します。 7 (省略可能) ユーザーがホットスポットをクリックしたときに文書が表示されるターゲットフレームを指定します。 8 (省略可能) [詳細] タブで、ホットスポットのイメージマップのタブ順序を指定します。このタブの順序により、ユーザーが [Tab] キーを押したときにホットスポットが選択される順序が決定します。 ホットスポットを移動するには 作成したホットスポットは、必要に応じて移動できます。ホットスポットを移動するには、次のいずれかを行います。 移動したいホットスポットをクリックして、ドラッグします。 ホットスポットを選択し、矢印キーを使って一度に 1 ピクセルずつ移動します。 イメージマップからホットスポットを削除するには 1 ホットスポットを選択します。 2 [図形] - [選択ホットスポットの削除] を選択します。 イメージマップをコピーするには 別のページ、フォーム、または文書からイメージマップをコピーできます。その場合、IBM(R) Lotus Domino(R) Designer は元のイメージマップに含まれるすべてのホットスポットも保持します。 1 イメージマップを選択し、クリップボードにコピーします。 2 イメージマップを置くページまたはフォームを開き、[編集] - [貼り付け] を選択します。 イメージマップの図形を変更するには 1 現在の図形を選択します。 2 [図形] - [図形の置換] を選択します。 関連項目 図形を使用する

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