LOTUSSCRIPT 言語


LenB 関数

文字列の長さを示すバイト数、または変数を格納するのに必要なバイト数を返します。

構文LenB ( { stringExpr | variantExpr | numericExpr | typeName } )
構成要素StringExpr


variantExpr
numericExpr
typeName
ユーザー定義のデータ型のインスタンスです。その型の単純な変数、またはその型の配列変数やリスト変数の要素を指定できます。
戻り値stringExpr の場合、LenB は文字列式のバイト数を返します。
variantExpr の場合、LenB は String 型に変換された variantExpr の値を格納するのに必要なバイト数を返します。

numericExpr の場合、LenB は numericExpr の内容を格納するのに必要なバイト数を返します。

typeName の場合、ユーザー定義のデータ型に Variant 型または可変長 String 型のメンバが含まれていない限り、LenB はすべてのメンバ変数の内容を格納するために必要なバイト数を返します。その場合、ユーザー定義データ型の変数の長さは、そのメンバ変数の長さの合計と同じにならないことがあります。

使用法LotusScript のリリース 3 以降では、LenB(NULL) はエラーとなります。それ以前のリリースの LotusScript では、LenB(NULL) は NULL を返していました。
v が EMPTY の場合、LenB(v) はゼロを返します。

文字列の長さを文字数で調べるには、Len 関数を使います。LenBP 関数を使うと、プラットフォーム固有の文字セットによる文字列の長さをバイト単位で調べられます。


関連項目