複合アプリケーション - 設計と管理


Lotus Expeditor IDE から Lotus Notes を実行する
Lotus Notes の複合アプリケーション用に Eclipse コンポーネントを開発する場合は、Eclipse IDE で Eclipse コンポーネントを開発した後、IDE から Lotus Notes と Eclipse コンポーネントを直接実行することをお勧めします。こうすると、各コンポーネントに新しいバージョン ID を割り当てたり、コンポーネントをテストするたびに各コンポーネントを更新サイトに書き出す必要がなくなります。さらに、Java デバッガも使用できるようになります。

Lotus Notes を実行するよう Lotus Expeditor IDE を設定するメモ この説明では、Lotus Notes がデフォルトロケーションにインストール済みで、さらに Lotus Expeditor DRE の CD から Java 5 VM がインストール済みであることを前提としています。
Lotus(R) Expeditor ツールキットをインストールして IDE を再起動すると、ツールキットの設定に関するダイアログボックスが表示されます。[環境のテスト] ドロップダウンボックスから [Notes8] を選択します。残りのフィールドは、Lotus Notes のデフォルト情報に基づいて更新されます。

Lotus Notes をデフォルトロケーションにインストールしていない場合は、そのシステムの適切なターゲットロケーションを指定してから [OK] をクリックします。

メモ ターゲットプラットフォーム、JRE、コンパイラの準拠レベルの設定のほか、ツールキットの設定プロセスではデフォルトターゲットとして Notes8 が設定されます。これにより、ターゲット名の指定が必要なすべてのダイアログで、ターゲットフィールドが Notes8 に設定されるようになります。

自動設定プリファレンスの推奨設定は [ワークスペースを最初に開くときにツールキットの構成を試行します] です。このオプションを選択すると、ツールキットとともにワークスペースを初めて使用するときにのみ、ツールキットの設定に関するプロンプトが表示されます。

IDE 環境を再設定する場合は、次の手順に従ってください。

1 Eclipse IDE 内から、[ウィンドウ] - [プリファレンス] を選択します。

2 [Client Services] を展開します。

3 [設定] を選択します。

4 [Test Environment control] から、必要なテスト環境を選択します。

5 (省略可能) [ターゲットロケーション][コンパイラ準拠レベル]、または [VM 名] を変更します。

6 [OK] をクリックします。

Lotus Expeditor IDE から Lotus Notes を起動するアプリケーションを開発したら、Lotus Notes を起動して IDE 内からアプリケーションをテストすることができます。これを行うには、まず <Notes Default="">\framework\shared\eclipse\plugins\com.ibm.notes.branding_3.0.0.<バージョン番号>\hannover_plugin_customization.ini で、次の 2 行の # 記号を削除してコメント解除する必要があります。


この後、次の手順を実行して起動設定を作成し、IDE 内から Lotus Notes を起動します。

1 [実行] - [実行...] を選択します。

2 [Client Services] を選択します。

3 [新規] をクリックします。

4 [名前] に名前を入力します。

5 [起動する前にワークスペース・データをクリア] を選択します。

6 [実行] をクリックします。

Notes8 ターゲットにより、起動設定用の VM 引数が設定されます。Client Services ランチャー機能のタブは Eclipse PDE ランチャーと似ていますが、いくつかの追加機能があります。機能レベルで起動設定からプラグインを追加または削除するには、[プロフィール] タブに変更し、追加または削除する機能を選択します。