プログラミングの概要とユーザーインターフェース


例:エージェント
1 次の LotusScript コードは、データベースの各文書の [TotalSales] フィールドの値に基づいて [Category] フィールドに値を書き込みます。Java と式を使う例 2 および例 3 と比較してください。スクリプトを使うこの例では、コードの行数は式を使う場合より多くなりますが、処理する文書を検索するアルゴリズムが含まれています。
2 次の Java エージェントは、データベースの各文書の [TotalSales] フィールドの値に基づいて [Category] フィールドに値を書き込みます。LotusScript と式を使う例 1 および例 3 と比較してください。LotusScript の場合と同様に、Java コードにも処理する文書を検索するアルゴリズムが含まれています。
3 次の式は、全文書が処理対象として選択されていると想定して、データベースの各文書の [TotalSales] フィールドの値に基づいて [Category] フィールドに値を書き込みます。LotusScript と Java を使う例 1 および例 2 と比較してください。式は、式外部の条件と SELECT ステートメントを組み合わせ、各文書について 1 回実行されます。データは暗黙に宣言され、ソースコードを簡潔にするために式の構文は短くなっています。
4 次の式は、[TotalSales] フィールドの値に基づいて、選択した文書の [Category] フィールドに値を書き込みます。SELECT ステートメントが SELECT @All 以外の場合は、適用される式の最初のステートメントでなければなりません。
5 次の LotusScript コードは、データベースのすべての [OrderTotal] フィールドの 1 日の合計を検索し、1 日の合計を保存するデータベースに新しいレコードを書き込みます。データベースの各レコードには、[OrderNumber]、[Date]、[OrderTotal] の各フィールドがあります。このスクリプトは、データベースのすべての文書を検索し、ループ処理で日付を比較し、処理の対象を当日の文書だけに制限します。各文書について、このスクリプトは [OrderTotal] フィールドの値を dailyTotal 変数に加算します。このスクリプトは、書き込み先の文書の [OrderNumber] フィールドに文字列「DAILY TOTAL」を書き込み、[OrderTotal] フィールドに dailyTotal の値を書き込みます。
関連項目