アプリケーションの設計

自動化を追加する
アプリケーションに自動化を追加すると、繰り返しの作業にかかる時間を短縮できます。また、文書の経路指定、情報更新、計算処理、プログラムの実行、およびエラーチェックができます。

データベース、ビュー、フォーム、文書などの IBM(R) Lotus Domino(R) アプリケーションの設計要素に、次のような自動設計要素を追加できます。


アクションアクションは、Lotus Notes のメニューと同じ効果を持つタスクや、式または LotusScript のプログラムによって定義されたタスクを自動化します。ボタンやホットスポットをクリックしたり、アクションメニューから選択すると、アクションが実行されます。特に Web アプリケーションの場合は、アクションを使用すると IBM(R) Lotus Notes(R) のメニュー項目と同様の機能を実行できます。

ホットスポットホットスポットとは、ユーザーがクリックするとアクション、式、またはスクリプトが実行されたり、リンクをたどることのできる文字や図形のことです。ホットスポットは、別の Web サイト、データベース、またはデータベース内の要素へのリンクとして使用できます。また、ボタン、ポップアップ、アクションとしても利用できます。

エージェントエージェントは、規定のスケジュールまたはユーザーの要求に応じて一連の自動タスクを実行するプログラムです。 エージェントは、トリガー (いつエージェントを起動するか)、検索 (どの文書を対象とするか)、アクション (どのような動作をするか) の 3 つのコンポーネントで構成されます。エージェントを使うと、Lotus Domino アプリケーションのどの部分にでも、ユーザー起動型のタスク、またはバックグラウンドタスクを設定できます。エージェントには、文書をフォルダに移動するといった単純なものから、Java プログラムを使って複数の自動タスクを予定された頻度で実行するといった複雑なものまであります。エージェントはデータベースとともに保存されますが、エージェントを使うことにより、ビュー、文書、フィールド、およびデータベースの自動タスクを実行できます。
詳しくは、「アプリケーションに自動化を追加する」を参照してください。

関連項目