式言語


例:@Prompt
1 [Ok] を指定すると、情報メッセージが表示されます。ダイアログボックスを閉じるには [OK] をクリックします。ユーザーに何かを知らせ、ユーザーからの応答として確認以外は必要ない場合にこのスタイルを使います。
2 [YesNo] を指定すると警告が表示され、ユーザーは操作を続行するか取り消すかを選択できます。ユーザーが [はい] を選択すると、操作の続行を示す数値 1 が返されます。ユーザーが [いいえ] を選択すると、数値 0 が返されます。
3 [YesNoCancel] を指定した場合も警告が表示され、ユーザーは [はい]、[いいえ]、[キャンセル] のいずれかを選択できます。ユーザーが [キャンセル] を選択すると、値 -1 を返します。
4 [OkCancelEdit] を指定して、ユーザーの名前を入力するためのダイアログボックスを表示します。名前は文字列として返されます。最初にデフォルトで現在のユーザーの Lotus Notes ユーザー名が表示されますが、これは @UserName を使って取得されます。ユーザーが [キャンセル] を選択すると、式の評価は取り消されます。@Prompt([OkCancelEdit]) では、入力された文字列の最初の 254 文字だけが返されることに注意してください。
5 [OkCancelList] を指定して、データベース名をアルファベット順にリストボックスに表示します。ユーザーはデータベースを 1 つ選択できます。データベース名は文字列として返され、次の操作に使われます。ユーザーが [キャンセル] を選択すると、式の評価は取り消されます。
6 [OkCancelCombo] を指定して、例 5 と同じようなダイアログボックスを表示します。ただし、この場合はドロップダウンリストを使用するので、最初はデフォルト値だけが表示されます。ボックスの下矢印をクリックするとリストの残りの部分が表示されます。例 5 と同様に、ユーザーはリストの値の中から 1 つ選択します。最初はデフォルトで Schedule が選択されています。この関数では、ユーザーが選択したデータベースが返されます。ユーザーが [キャンセル] を選択すると、式の評価は取り消されます。
7 [OkCancelEditCombo] は例 6 と似ていますが、この場合はユーザーはテキストボックスに任意のデータベース名を入力できるので、リストにないものも選択できます。この関数では、ユーザーが選択または入力したデータベースが返されます。ユーザーが [キャンセル] を選択すると、式の評価は取り消されます。
8 [OkCancelListMult] を指定して、名前のリストを表示します。ユーザーはそのリストから名前を選択します。最初は Mary Tsen がデフォルト値として選択されています。この関数では、ユーザーが選択する名前が返されます。ユーザーが [キャンセル] を選択すると、式の評価は取り消されます。
9 [Password] を指定して、ユーザーがパスワードを入力するためのダイアログボックスを表示します。入力したパスワードは、画面には表示されません。この関数では、パスワードが返されます。
10 [LocalBrowse] を指定して、ローカルファイルシステムから名前を参照して選択するためのコントロールを表示します。この例では、ユーザーがローカルブラウザで選択した Lotus Notes のデータベースファイルが開きます。1 を指定すると、初期表示は .nsf ファイルだけになります。
11 次のコードを使用すると、ホットスポットボタンのフォームで [データベースの選択] ダイアログボックスが表示されます。このダイアログボックスでは、計算結果に基づいて文書 (編集モードでなければなりません) のフィールド値を設定します。
関連項目