LOTUSSCRIPT 言語


Shellid 関数

別のプログラムを起動し、そのタスク ID を返します。

構文Shellid ( program [ , windowStyle ] )
構成要素program


windowStyle これらの定数は lsconst.lss ファイル内に定義されています。このファイルをスクリプト内に取り込めば、数字ではなく定数名を使えます。

戻り値オペレーティングシステムが Windows または Macintosh の場合は、LotusScript が program の起動に成功すると、Shellid からプログラムのタスク ID が返されます。これは、プログラムを一意に識別する番号です。その他のオペレーティングシステムで LotusScript が program の起動に成功した場合は、Shellid から数値 33 が返されます。
program を起動できなかった場合は、Shellid からエラーが返されます。

使用法Shellid は、その戻り値が使われるように、式や代入ステートメントの中で呼び出さなければなりません。
Shellid がプログラムを起動すると、その完了を待たずにスクリプトの実行が継続されます。スクリプトの残りの部分が実行される前に、Shellid で起動されたプログラムが実行を終えているかどうかは確認できません。

ShellID は制限された操作であるため、実行時セキュリティレベル 2 以上の「制限された操作を許可する」を設定していることを確認してください。

この機能により、発生しているプロセスを中止できるプロセスが生成されます。

後でプログラムを終了できるように、関数から「ID」が返されます。この動作が実行されないようにするには、Shell を使用してください。


関連項目