式言語


@Keywords

指定された 2 つの文字列リストを調べて、2 つ目のリストの文字列の中から最初のリストにあるアイテムだけを返します。

構文@Keywords( textList1 ; textList2 ) or
@Keywords( textList1 ; textList2 ; separator )
パラメータtextList1


textList2
separator
戻り値resultTextList
使用法分離記号を指定した場合、textList2 で指定したキーワードが検索対象文字列の先頭の単語のときはヌルが返されます。この動作を防ぐには、textList1 の先頭に分離記号のいずれかを付けます。たとえば、従業員の名前と職位が含まれている文字列リストから Sally というキーワードを検索するときは、次の式を使います。
@Keywords(" " + " ,Mary Halen, Director of Sales":",Sally Hall, VP of Marketing":" ,Joe Halzy, Order entry"; "Sally"; " ,")

この式では、Sally が返されます。式の分離記号の 1 つである空白 (" ") が textList1 の前に付加されていることに注目してください。デフォルトの分離記号を使うとき、またはヌル分離記号を指定するときは、この動作は起きません。

textList2 の文字列にデフォルトの分離記号のいずれかが含まれているときは、その文字列は返されません。たとえば、Harvard University を検索するには、式にヌル分離記号を追加します。このようにすると、任意の文字からなる文字列を検索できます。分離記号を指定しない場合は、デフォルトの分離記号が有効となります。この場合に Harvard University が返されないのは、textList1 を解析するときにデフォルトの分離記号である空白が検出され、Harvard と University という別の単語に分けられるからです。

引用符 (") を分離記号として使うとき、引用符が文字列定数であることを示すにはその前に円記号 (\) を付けます。

この関数では大文字と小文字が区別されます。大文字と小文字が区別されないようにするには、textList1 と textList2 の表記を揃える必要があります (@LowerCase、@ProperCase、または @UpperCase を使用)。


関連項目