式言語
指定された 2 つの文字列リストを調べて、2 つ目のリストの文字列の中から最初のリストにあるアイテムだけを返します。
構文@Keywords( textList1 ; textList2 ) or @Keywords( textList1 ; textList2 ; separator ) パラメータtextList1
分離記号を指定しないときは、デフォルトで次の分離記号が使用されます。
?. ,!;:[](){}"<> (疑問符、ピリオド、空白、カンマ、感嘆符、セミコロン、コロン、角カッコ、カッコ、中カッコ、二重引用符、不等号カッコ)
空の文字列 ("") で表されるヌル分離記号を指定すると、分離記号は使われません。
メモ Release 6 では、resultTextList で返される単語の順序は textList1 内の単語の順序と一致します。Release 6 より前のリリースの場合は、resultTextList では textList2 内の順序と一致する順序で単語が返されました。resutlTextList で Release 6 以前の順序が引き続き使用されるようにするには、次のように、式の前に別の @Keywords 関数を付けます。
@Keywords(textList2;@Keywords(textList1;textList2))
この式では、Sally が返されます。式の分離記号の 1 つである空白 (" ") が textList1 の前に付加されていることに注目してください。デフォルトの分離記号を使うとき、またはヌル分離記号を指定するときは、この動作は起きません。
textList2 の文字列にデフォルトの分離記号のいずれかが含まれているときは、その文字列は返されません。たとえば、Harvard University を検索するには、式にヌル分離記号を追加します。このようにすると、任意の文字からなる文字列を検索できます。分離記号を指定しない場合は、デフォルトの分離記号が有効となります。この場合に Harvard University が返されないのは、textList1 を解析するときにデフォルトの分離記号である空白が検出され、Harvard と University という別の単語に分けられるからです。
引用符 (") を分離記号として使うとき、引用符が文字列定数であることを示すにはその前に円記号 (\) を付けます。
この関数では大文字と小文字が区別されます。大文字と小文字が区別されないようにするには、textList1 と textList2 の表記を揃える必要があります (@LowerCase、@ProperCase、または @UpperCase を使用)。
例 関連項目