アプリケーションの設計

エージェントをテストする
エージェントは次の方法でテストできます。
[テスト] メニューコマンドを使用するには 1 エージェントを選択して、[アクション] - [テスト] を選択します。
2 エージェントログを表示して、次の内容を確認します。 3 必要に応じて修正し、テストを再実行します。

LotusScript のデバッガを使用するには 1 [ファイル] - [ツール] - [LotusScript のデバッグ] を選択します。
2 エージェントを実行すると、LotusScript のデバッガが表示されます。これによって、エージェントを実行しながら各手順を確認できます。

3 メッセージボックスや print 文を使用することもできます。

テスト用データベースを作成するには実際のデータベースで作業する前に、既存のデータベースのテスト用コピーを作成する必要がある場合があります。
複数の手順があるエージェントや、タスクが複雑なエージェントの場合は、そのプロセスをいくつかのタスクに分割してタスクを小型化し、タスクごとにエージェントを作成します。まず、小型化したエージェントを個別にテストして修正します。すべてが正しく機能するようになったら、エージェントを一本化します。そこでもう一度、一本化したエージェントをテストします。

メモ Java エージェントにはコンソール ツールがあり、エージェントはそこにメッセージを表示できます。IBM(R) Lotus Domino(R) Designer で [ファイル] - [ツール] - [Java デバッグコンソールの表示] を選択します。さらに、[ファイル] - [ツール] - [リモートデバッグ] を選択すると、リモートデバッグ用ツールを使用できます。これを使用すると、エージェントスクリプトの LotusScript のリモートデバッグと、Java エージェントの実行のモニターができます。

1 [ファイル] - [データベース] - [コピー] を選択して、データベースのテスト用コピーを作成します。このデータベースには、文書が含まれています。


2 次の状況に応じて、テスト用の文書を作成します。 3 (省略可能) 値を書き込むデバッグ用文書を作成します。

4 エージェントを実行します。

5 他の使用可能なデバッグ用ツールを使い、エラーを特定して修正を加えます。

6 エージェントが正しく機能するようになるまで、エージェントを繰り返し実行します。

7 テスト済みのエージェントを実際のデータベースにコピーします。

関連項目