JSP カスタムタグのライブラリ


validatepattern タグ

特定の入力フィールドにユーザーによって入力された値のフォーマット形式が指定されたパターンに一致しなければならないことを指定します。検証が失敗した場合は、このタグのボディが評価されます。

検証する input タグの clientvalidate 属性が「none」でないことを確認してください。input タグを含む form タグの clientvalidate 属性は「true」に設定してください。

コンテキスト次のタグで有効です。


構文<domino:validatepattern
name="input tag name"
pattern="valid pattern for matching values"
message="message to display if validation fails"
msgkey="message bundle key"
bundle="name of .properties file bundle"
locale="<languageCode>_<countryCode>"
alert="true|false"
onalert="alert dialog box message"
debug="true|false"
onfailure="inline|exception"
time="true|false"
The HTML tag attributes listed below>

属性alert
bundle
locale
message
msgkey
name
onalert
pattern
debug、onfailure、および time の定義については、「共通の Lotus Domino JSP タグの属性」を参照してください。

HTML 属性次の標準 HTML タグの属性については、「共通の HTML タグ属性」を参照してください。


正規表現の構文Characters
文字定義
unicodeChar任意の同一の Unicode 文字と一致します。
\メタ文字 (「*」など) を引用します。
\\1 つの「\」文字と一致します。
\0nnn8 進数の文字と一致します。
\xhh8 ビットの 16 進数の文字と一致します。
\uhhhh16 ビットの 16 進数の文字と一致します。
\tASCII タブ文字と一致します。
\nASCII 改行文字と一致します。
\rASCII 復帰文字と一致します。
\fASCII 改ページ文字と一致します。

文字クラス
クラス文字の種類
[abc]単純な文字クラス
[a-zA-Z]範囲を持つ文字クラス
[^abc]否定文字クラス

標準 POSIX 文字クラス
クラス文字の種類
[:alnum:]英数字
[alpha:]アルファベット
[:blank:]スペースおよびタブ
[:cntrl:]制御文字
[:digit:]数値
[:graph;]印刷可能だが表示されない文字 (スペースなど)
[:lower:] 小文字のアルファベット
[:print:]印刷可能な文字 (制御文字でないもの)
[:punct:]分離記号 (英字、数字、制御文字、スペース以外)
[:space:]スペース (タブ、改行、復帰、スペースなど)
[:upper:]大文字のアルファベット
[:xdigit:]16 進数

標準 POSIX 形式以外の文字クラス
クラス文字の種類
[:javastart:]Java 言語識別子の始まり
[:javapart:]Java 言語識別子の一部

定義済みクラス
クラス定義
.改行以外の任意の文字に一致します。
\w英数字と「_」に一致します。
\W英数字と「_」以外の文字に一致します。
\s空白文字と一致します。
\S空白文字以外の文字と一致します。
\d数字と一致します。
\D 数字以外の文字と一致します。

境界一致
演算子定義
^行の始めにのみ一致します。
$行の終わりにのみ一致します。
\b単語の境界にのみ一致します。
\B単語の途中にのみ一致します。

繰り返し

すべてのクロージャ演算子 (+, *, ?, {m,n}) は、デフォルトで欲張りです。つまり、全体的な一致が失敗することなく、できるだけ多くの文字列の要素と一致します。非欲張りクロージャでは、検索の際に文字列のわずかな要素に一致します。繰り返しを非欲張りにするには、「?」を後ろに置きます。{m,n} による繰り返しは、現在、非欲張りな繰り返しをサポートしていません。

論理演算子
演算子定義
ABB が後ろにある A と一致します。
A|BA または B と一致します。
(A)部分正規表現グループ化に使用されます。

前方参照

「バックリファレンス」は、カッコ内の正義表現の内容を表します。正規表現内の最初の前方参照は \1 で表され、2 番目は \2 というように表されます。次の式は、n=n 形式 (0=0 または 2=2 など) の任意の文字列と一致します。


関連項目