アプリケーションの設計


プロパティを設定する
[Java アプレットのプロパティ] インフォボックスを使うと、アプレットのプロパティ (高さ、幅など) を設定できます。また、プロパティインフォボックスを使って、条件によってアプレットを非表示にしたり、アクセスするブラウザに応じてアプレットを非表示にしたりできます。

アプレットのプロパティを設定するには 1 Java アプレットを選択し、[Java アプレット] - [Java アプレットのプロパティ] を選択します。
2 [情報] タブをクリックして、次のプロパティのいずれかを設定します。
プロパティ説明
ベースクラスメインクラスファイルの名称です。
文書ベース情報の参照のみに使用します。編集はできません。
コードベースクラスファイルを格納する場所の、基本クラスファイルを起点とするパスです。Web 上でアプレットにリンクしている場合は、アプレットを含んでいるディレクトリの URL が表示され、URL を編集できます。アプレットが Web 上でリンクしていない場合、このフィールドは参照のみの情報になります。
サイズ[高さ] フィールドと [幅] フィールドで、アプレットを実行する IBM(R) Lotus Domino(R) アプリケーションでのアプレット表示範囲のサイズが設定されています。アプレットが大きすぎてデフォルトサイズで実行できない場合は、HTML ファイルで表示可能な高さと幅の設定値に再設定する必要があります。アプレットのサイズを決定するには、任意のテキストエディタまたは Web ブラウザを使用して、HTML ファイルを表示します。<applet> タグに指定されている高さと幅を調べます。それらの値を [幅] フィールドと [高さ] フィールドに入力します。親ウィンドウのサイズに対する率で設定することもできます。
アプレットが実行しないとき表示するテキストLotus Domino では、アプレットを実行できないときに指定のテキストを表示します。「このアプレットは現在使用できません。」というような簡単な文を入力してください。
Lotus Notes CORBA クラスを使用アプレットが IBM(R) Lotus Notes(R) オブジェクトにアクセスできるようにします。
CORBA SSL セキュリティを使用[Notes CORBA クラスを使用] を選択した場合に、この設定が利用できます。

特定の条件下でアプレットを非表示にするにはフォームまたはページのアプレットは、特定の条件下で非表示にできます。
1 Java アプレットを選択し、[Java] - [Java アプレットのプロパティ] を選択します。

2 [非表示] タブをクリックし、次のいずれかを選択します。


アクセスするブラウザに応じてアプレットを非表示にするには 1 アプレットの呼び出しかリンクを行っているフォーム、または、アプレットの呼び出しかリンクを行っている文書で使用しているフォームに、HTTP_USER_AGENT というフィールドを作成します。
2 フィールドのタイプとして [テキスト] と [表示用の計算結果] を選択します。必要に応じて、フィールドを非表示にできます。

3 フィールドの値として、次の式を入力します。


4 Java アプレットを選択し、[Java アプレット] - [Java アプレットのプロパティ] を選択します。[非表示] タブをクリックし、特定のブラウザでのアプレットを非表示にするために使う式を入力します。式は、@contains(HTTP_USER_AGENT; string) です。
関連項目