アプリケーションの設計


データベースコネクションリソースを作成する
データコネクションリソース (DCR) は、IBM(R) Lotus Domino(R) アプリケーションと Lotus Domino 以外のデータベースとの間の再利用可能な接続です。DCR を作成するには、あらかじめサーバー上にデータソースを定義しておく必要があります。

DCR を作成するには 1 IBM(R) Lotus Domino Designer(R) を起動します。
2 設計ペインで、[共有リソース] - [データコネクション] を選択します。


3 ワークペインの一番上にある [新規データコネクションリソース] ボタンをクリックします。[データコネクションのプロパティ] インフォボックスが表示されます。

4 接続リソースの名前を入力します。

5 (省略可能) 名前の代わりに別名を入力します。

6 (省略可能) 接続を説明するコメントを入力します。

7 接続先となるアプリケーションのクラス、つまり、データベースの種類を選択します。

8 接続の種類を選択します。DB2 や Oracle のような特定のデータベースには、使用可能な接続の種類としてリストされているネイティブドライバがあります。特定のドライバが使用できない場合、ODBC や OLE DB などの一般的なドライバを使用します。たとえば、MS Access データベースにアクセスするには、OLE DB を接続の種類として選択します。

9 接続先となるシステムへのアクセスに使用するユーザー名とパスワードを入力します。

10 アクセスを予定している外部アプリケーションにマップするデータソースの名前を入力します。接続先のデータベースの種類によって、サーバー名、ホスト文字列、カタログなどの特定の接続情報を提供しなければならない場合があります。

11 接続先となるオブジェクトの種類として、テーブル、ビュー、プロシージャのいずれかを選択します。

12 テーブルまたはビューの所有者のユーザー ID を入力します。所有者は、接続先となるデータベースの作成者です。所有者は、ユーザーに正しい所有者 ID を提供する必要があります。通常、この ID の形式は ownername.tablename です。プロシージャの場合は、プロシージャをトリガする文書イベントのプロシージャ名も入力する必要があります。

13 テーブル、ビュー、またはプロシージャの名前を入力します。[メタデータの参照] ボタンをクリックして、テーブル、ビュー、またはプロシージャの名前の外部データベースを参照することができます。

14 (省略可能) [オプション] タブをクリックして、DCR の設定をカスタマイズします

関連項目