例:テンプレートを作成する
[ディスカッション] テンプレートのカスタマイズ作成者が特定の文書を部外秘の内部資料として指定できるように、すべてのディスカッションデータベースに [Confidentiality] フィールドを追加する必要があるとします。[ディスカッション] テンプレートを基にして設計されるすべてのデータベースに、[Confidentiality] フィールドが引き継がれます。
設計者は、IBM(R) Lotus Domino Designer(R) の [ディスカッション] テンプレートに [Confidentiality] フィールドを直接追加します。[Confidentiality] フィールドは、このテンプレートに関連付けられているすべてのデータベースに引き継がれます。

DISCSW6.NTF (StdR6Disc)


テンプレートの二次利用ほとんどのユーザーのメールデータベースが IBM(R) Lotus Notes(R) の標準 [メール] テンプレートの設計を引き継いでいて、東部地域の従業員のメールデータベースには [顧客に返信] フォームが必要な場合を考えます。この場合は、Lotus Notes の [メール] テンプレートをコピーし、このコピーを基に東部地域向けメールテンプレートを作成します。東部地域向けのメールテンプレートは、標準のメールテンプレートの設計を引き継いでいます。ただし、サーバーでメールデータベース設計の再同期処理が実行されるときに [顧客に返信] フォームが削除されないようにするため、[顧客に返信] フォームを作成した後、[設計のプロパティ] インフォボックスの [更新時に再設計/設計の置換を禁止する] をクリックします。
東部地域のテンプレートは、Lotus Domino の [メール] テンプレートの設計を引き継いでおり、東部地域の各ユーザーのデータベースに対する設計テンプレートとしても機能します。

MAIL6.NTF (StdR6Mail)

設計者のノートブック従業員名、製品番号など集中的に管理される情報と、[主要文書] フォーム、[カテゴリ別] ビューなど一般的な設計要素を格納するために、[DesignNotebook] という名前のテンプレートを新しく作成する場合を考えます。開発者や経験を積んだユーザーは、新規データベースを作成するときに [DesignNotebook] を参照し、設計作業のスピードアップを図るために設計要素をコピーして引き継ぐことができます。
DESIGN.NTF (DesignNotebook)
関連項目