LOTUSSCRIPT /COM/OLE のクラス
日付と時刻を表します。 LotusScript の日時形式と Lotus Domino の日時形式を変換する方法を提供します。
包含関係スーパークラス:NotesDateRange、NotesDocument、NotesItem、NotesNoteCollection、NotesSession、NotesUIScheduler プロパティDateOnly GMTTime
IsDST
IsValidDate
LocalTime
LSGMTTime
LSLocalTime
Parent
TimeOnly
TimeZone
ZoneTime
メソッドAdjustDay AdjustHour
AdjustMinute
AdjustMonth
AdjustSecond
AdjustYear
ConvertToZone
New
SetAnyDate
SetAnyTime
SetNow
TimeDifference
TimeDifferenceDouble
作成方法NotesDateTime オブジェクトを新規作成するには次のメソッドを使います。
構文Dim variableName As New NotesDateTime( dateTime$ ) または
Set notesDateTime = New NotesDateTime( dateTime$ )
パラメータdateTime$
タイムゾーンNotesDateTime オブジェクトを新規に作成すると、Lotus Domino のタイムゾーンの設定によって TimeZone プロパティが決められます。たとえば、Lotus Domino のタイムゾーンが東部標準時間に設定されているコンピュータでコードが実行されるときは、新規の NotesDateTime オブジェクトの TimeZone プロパティは自動的に 5 に設定されます。GMTTime プロパティと LSGMTTime プロパティも Lotus Domino のタイムゾーンの設定によって決められます。 時刻部分または日付部分のない DateTime オブジェクトを作成すると、タイムゾーンは無効となり TimeZone プロパティは 0 を返します。この場合、LocalTime と GMTTime の両方のプロパティはタイムゾーンが設定されていないため同じ時刻値を返します。ConvertToZone を適用すると、タイムゾーンは無効のまま、また TimeZone も 0 で変わらず、エラーは発生しません。
Today、Tomorrow、および Yesterday「Today」、「Tomorrow」、および「Yesterday」などの式を使って DateTime オブジェクトを新規作成するとき、日付の値は Lotus Domino の現在の日付の設定で定義されます。このような式は DateTime オブジェクトの時刻の部分には影響を与えません。DateTime オブジェクトを現在の日付と時刻に設定するには、「Today」、「Tomorrow」、または「Yesterday」の後に時刻を指定する (「Today 12:00:00 AM」など) か、または setNow を使います。 LotusScript での日付の保存方法LotusScript の日付と時刻の Variant 型変数とは違い、Lotus Domino の日付と時刻アイテムと NotesDateTime オブジェクトは、タイムゾーンと 1/100 秒 (ユーザーには識別不可能) を保存します。タイムゾーンか 1/100 秒のどちらかを保存する必要があるときは NotesDateTime クラスを使います。日付と時刻の部分だけが必要でタイムゾーンと 1/100 秒を必要としないときは、LotusScript の日付と時刻の Variant 型変数を使います。 アクセス方法Lotus Notes 文書のアイテムに保存されている日時の値にアクセスするには NotesItem の DateTimeValue プロパティを使います。 オペレーティングシステムの日付と時刻の分離記号と、タイムゾーンの各種設定は、NotesInternational class で取得できます。
例 関連項目