式言語


@Author

現在の文書の作成者の名前を含む文字列リストを返します。

構文@Author
戻り値authorList


@Author は、次の手順で文書の作成者を調べ、正しい文字列リストを返します。

1 文書を検索し、[作成者] という種類のフィールドがあるかどうかを調べます。見つかった場合は、そのフィールドに保存されている名前を返します。作成者フィールドが複数あるときは、文書内の最初の作成者フィールドの内容を返します。

2 作成者フィールドがない場合、[From] というフィールドを検索します。[From] フィールドが見つかった場合は、[FromDomain] フィールドを検索します。

3 [From] フィールドがない場合、[$UpdatedBy] というフィールドを検索します。[$UpdatedBy] フィールドが見つかると、このフィールドの内容を返します。

4 [$UpdatedBy] フィールドがなく、文書が新規作成された文書である (まだ保存されていない) 場合、現在のユーザー名を返します。

5 上記の条件のどれにも該当しない場合は、ヌル文字列 ("") を返します。

使用法@Author は、[Author Names] フィールドか [From] フィールドがある文書で使うと最も効果的です。
クロスリファレンスLotusScript NotesUIDocument クラスの FieldGetText メソッド
LotusScript NotesItem クラスの IsAuthors プロパティ

Java Item クラスの IsAuthors プロパティ

LotusScript NotesDocument クラスの Authors プロパティ

Java Document クラスの Authors プロパティ


関連項目