Lotus Domino Designer 8 ヘルプ

JSP カスタムタグのライブラリ

textarea タグ
form タグのコンテキストで、HTML textarea コントロールを使用して、文書の複数の値を持つテキストアイテムおよび複数行のテキストアイテムを編集できるようにします。フォームのモードによって、読み込み専用の値 (読み込みモード) か、現在の文書のアイテムの値を自動的に更新する [HTML textarea] フィールド (編集モード) のいずれかを生成します。ページテキストの形式を保持するには、richtext タグを使用します。

コンテキスト次のタグで有効です。

form

このタグを含む form タグの clientvalidate 属性が true の場合は、textarea タグで示されるフィールドのクライアントサイドの検証方法を指定します。次のいずれかです。onblur、onsubmit、または none。デフォルトは onsubmit です。省略可能。

datatype

新しい文書に追加されるアイテムの型と、サーバーで自動的に実行される検証の種類を指定します。次のいずれかです。

値	説明
text	検証を実行せず、入力された値を変換しません。
number	検証を実行するか、入力された値を数値に変換します。
date	検証を実行するか、入力された値を日付に変換します。
datetime	検証を実行するか、入力された値を、10/02/99 10:10 PM 形式の [datetime] フィールドに変換します。
readers	検証を実行せず、入力された値を変換しません。アイテムを [readers] フィールドとして扱います。
authors	検証を実行せず、入力された値を変換しません。アイテムを [authors] フィールドとして扱います。
names	検証を実行せず、入力された値を変換しません。アイテムを [names] フィールドとして扱います。
richtext	検証を実行せず、入力された値を変換しません。

デフォルトは text です。指定されたデータ型でデータを保存しようとしますが、文書の指定が優先する場合もあります。省略可能。

defaultformula

Lotus Notes の式を使用してアイテムのデフォルト値を指定します。このタグを含む form タグの schema 属性を指定する場合は、参照されるフォームのアイテムのデフォルト値は、この式で指定される値に優先します。省略可能。

defaultvalue

単純な値として指定されるアイテムのデフォルト値。指定する文字列は、datatype、locale、mveditseparator、および multivalue 属性の値に基づいて変換されます。ブラウザのクライアントのロケールは変更される場合があるので、ISO 形式のデフォルトの日時の値を指定してください。このタグを含む form タグの schema 属性を指定する場合は、参照されるフォームのアイテムのデフォルト値は、この属性で指定される値に優先します。省略可能。

editformat

フォームが編集モードのときに、テキストを表示する形式。フォームが表示または読み込みモードのときには、日時および数値を表示する形式。editformat が指定されない場合は、format 属性の仕様が使用されます。

format

フォームが表示モードまたは読み込みモードのときに、キーワードによって指定されるテキストの表示形式。使用可能なフォーマットのキーワードは、「

JSP のコンテンツをフォーマットする

」を参照してください。format が指定されない場合は、日時は DATE TIME 形式を、数値は NUMBER 形式を使用します。テキストは Java toString() メソッドを使用して文字列に変換され、HTML 用に、自動的にエスケープされます。

itemname

文書のアイテムの名前。コントロールとアイテムの名前を違える必要があるときに、この属性を指定します。デフォルトは、コントロールの名前です。省略可能。

locale

値をフォーマットし、数値および日付を変換を管理するために使用するロケール。指定した場合は、ブラウザが AcceptLang 文字列で指定するロケールに優先します。次の構文を使用します。"<languageCode>_<countryCode>"詳しくは、「

ロケールコード

」を参照してください。デフォルトでは、ブラウザの AcceptLang 文字列で指定される最初のロケールが使用されます。

multivalue

論理値です。true の場合は、[textarea] フィールドは複数の値をサポートすることを示します。mveditseparator 属性は、複数の値を持つフィールドに対して、データ入力時に値を区切るために使用する文字を定義し、mvdisplayseparator 属性は、フィールドが表示されるときに複数の値を区切るために使用する文字を定義します。デフォルトは false です。

mvdisplayseparator

読み込みおよび編集モードで、複数の値を持つフィールドに値を表示する際に、値を区切るために使用する文字を指定します。次のいずれかです。blank、comma、colon、semicolon。デフォルトは、semicolon です。

mveditseparator

複数の値を持つフィールドで、データ入力時に、値を区切るために使用する値を指定します。次のいずれかです。blank、comma、colon、semicolon。複数の区切り文字を指定するには、区切り文字をコンマで区切ります。デフォルトは、comma と semicolon です。mvdisplayseparator 属性で指定される値がここで指定されない場合は、その値は自動的に追加されます。

name

Web ページのコントロールの名前。デフォルトは、itemname 属性の値です。必須。

timezone

日付を表示するために使用されるタイムゾーン。値を指定しない場合は、デフォルトはサーバーのタイムゾーンです (ブラウザのタイムゾーンではありません)。省略可能。

debug、onfailure、および time の定義については、「共通の Lotus Domino JSP タグの属性」を参照してください。

HTML 属性Lotus Domino は、次の HTML タグの属性をサポートしています。定義については、「共通の HTML タグ属性」を参照してください。