LOTUS CONNECTOR
マルチスレッド機能を使うと、エージェントの複数のコピー (各コピーが 1 つのスレッドです) を同時に実行してリソースを共有できます。各エージェントのコピーは別のコピーが完了するまで開始を待つ必要はありません。個々のエージェントプロセスはリソースの競合があるために実行に時間がかかる場合がありますが、一連のエージェントはシングルスレッド環境よりリソースを効率的に使えるので、より迅速に実行できます。たとえば、シングルスレッド環境では 5 秒で実行できるエージェントがマルチスレッド環境では 7 秒かかるかもしれませんが、そのエージェントの 3 つのコピーを 10 秒で並行して実行できます。この 3 つのコピーをシングルスレッド環境で順次処理したとすると、15 秒かかってしまいます。
マルチスレッド機能は、使用する ODBC ドライバがサポートする場合だけ使えます。ほとんどの DBMS プログラムはマルチタスクをサポートしており、バックエンドのデータ競合を処理します。