アプリケーションの設計


リストの選択肢を生成する
リストフィールドを定義するときには、リストを生成するために [フィールドのプロパティ] インフォボックスの [制御] タブのオプションを 1 つ選択します。

種類がダイアログリストの場合のみ、次のオプションがすべて含まれています。種類がチェックボックス、ラジオボタン、リストボックス、コンボボックスの場合は、次のオプションのうち、最初の 2 つのみが含まれています。
リストフィールドのオプション説明
選択肢を入力 (1 行に 1 つ)編集ボックスに選択肢のリストを入力します。[ソート] を選択すると、アルファベット順にリストが表示されます。緑色のチェックマークをクリックして、入力内容を保存します。選択肢には、文字、数字、および区切り文字 (カンマ以外) を使用できます。
式で選択肢を設定式ウィンドウに式を入力して、選択肢のリストを生成します。緑色のチェックマークをクリックして、入力内容を保存します。
[宛先] ダイアログから選択このオプションを使うと、[名前] ダイアログボックスが表示されるので、ユーザーは [個人アドレス帳] または [Domino ディレクトリ] から名前を選択できます。 [入力文字ごとに名前を検索] をクリックすると、ユーザーが名前を素早く入力できるようになります。ユーザーが入力した文字と一致する情報が、開いている [個人アドレス帳] または [Domino ディレクトリ] で検索されます。
アクセス制御リストから選択このオプションを使うと、アクセス制御リスト内のユーザー、サーバー、グループ、ロールのリストが表示されます。
ビューから選択このオプションを使うと、ビュー内の列にあるエントリがダイアログボックスに表示されます。検索するデータベースを選択し、ビューを選択して、列番号を選択します。

ビューから選択
ビューの値を検索すると、データベースからデータを抽出できます。これは、カスタマー名、セールステリトリ、および肩書のような変更のある選択肢を表示する場合に便利です。

ビュー検索を使う利点は次の通りです。


メモ 検索は、どうしても必要な場合に限って使うようにしてください。検索を多用すると、アプリケーションの処理速度が著しく低下します。

IBM(R) Lotus Domino(R) データベースまたは Lotus Domino(R) 以外のデータベースから情報を検索する場合には、[ビュー] ダイアログの検索機能を使用する代わりに @DbColumn 式と @DbLookup 式を使用できます。

例:選択肢リストを表示するフィールドを作成する[購入依頼] の記入時に、製品番号を簡単に入力できるようにしたいとします。[ProductNumber] という名前の編集可能なダイアログリストフィールドを作成し、[[ビュー] ダイアログから選択] プロパティを使用して、選択肢を生成します。
[在庫データベース]、[製品番号別] ビュー、および製品番号がリストされている [列 1] を選択します。

式により生成されるリストを作成する
[出張申請] フォームには、[国] という編集可能なリストボックスフィールドがあります。このフィールドには、以下の式を使用して、ユーザーが選択したロケーションに関連した国々だけが表示されます。

@If(Location="Europe";"France":"Germany":"Italy":"Spain";Location="Far East";"Japan":"Singapore":"South Korea";Location="North America";"Canada":"Mexico":"United States";"")

関連項目