複合アプリケーション - 設計と管理


ポートレット設定パラメータを使用してランチャーのユーザーインターフェースを制御する
ポータルアプリケーションのインスタンスは XML 形式に直列化し、複合アプリケーションの定義として参照できます。

Lotus Notes 8 では、ポータルエンティティインスタンスに設定されているプリファレンスの特定のセットを解釈できます。特定のポートレットのパースペクティブを作成する場合にプリファレンス設定を使用します。プリファレンスを次の表に示します。

メモ ポートレットには、次のパラメータのいずれかを含めることができます。この表には、ポートレットを設定する場合に使用するポートレットプリファレンス名を示します。基本の Portal ポートレット設定ユーザーインターフェースを使用できます。
プリファレンス説明種類必須
com.ibm.rcp.viewIdこのポートレットのマップ先である Eclipse ベースビューの一意の ID を指定します。

デフォルトは com.ibm.rcp.portletviewer.viewer です

String 型必須
com.ibm.rcp.folderこのビューをパースペクティブレイアウトに追加する場合、このビューの追加先 Eclipse タブ付きフォルダの一意の ID を指定します。

デフォルトはありません

String 型省略可能
com.ibm.rcp.showTitle表示時にビューにタイトルバーを入れるかどうかを決定するブール型の値を指定します。

デフォルトは true です

boolean 型省略可能
com.ibm.rcp.ratio添付されたコンポーネントに基づき、レイアウト内でこのコンポーネントが占めるレイアウト領域の大きさを指定します。パースペクティブレイアウトの Eclipse ベースサイズです。指定されていない場合、デフォルトの率定数が入力されます。

デフォルトは 0.5 です

float 型省略可能
com.ibm.rcp.visibleパースペクティブを最初に開いたときにビューを表示できるかどうかを決定するブール型の値を指定します。false に設定されている場合、ビューはプレースホルダーとしてレイアウトに追加されます。これによりビューは適切な場所で開きます。

デフォルトは true です

boolean 型省略可能
com.ibm.rcp.fastViewこのビューを高速ビューとしてレイアウトに追加するかどうかを決定するブール型の値を指定します。高速ビューはクライアントの高速ビューバーに追加されます。

デフォルトは false です。

boolean 型省略可能
com.ibm.rcp.standaloneこのビューをスタンドアロンビューとしてレイアウトに追加するかどうかを決定するブール型の値を指定します。

デフォルトは false です。

boolean 型省略可能
com.ibm.rcp.moveableパースペクティブ内でビューを移動できるかどうかを決定するブール型の値を指定します。

デフォルトは true です

boolean 型省略可能
ページまたはパースペクティブを起動できる場所をクライアントに通知するために Portal で指定できる Eclipse 拡張ポイントおよびページプロパティマッピングを次の表に示します。関連するページプロパティは太字で示します。
パラメータ説明ポータルマッピング必須
idページまたはラベルの一意の識別子。ナビゲーション要素がページである場合、この識別子はパースペクティブの識別子ですid必須
themeこのナビゲーション要素にテーマが指定されている場合、テーマの一意の識別子なし省略可能
com.ibm.rcp.defaultFolderこのナビゲーションオブジェクトにはデフォルト Eclipse フォルダの ID が使用されます。ページであるナビゲーション要素にのみ適用されます。eclipse ビューがこのパースペクティブで動的に開いているとき、ビューはこのフォルダで開きます。

デフォルトはありません

com.ibm.rcp.defaultFolder省略可能
com.ibm.rcp.activitiesページに関連付けられている Eclipse アクティビティのリスト。この属性の値は次のようにセミコロンで区切ります。

activities=com.ibm.myactivity;
com.ibm.mail.activity

デフォルトはありません

com.ibm.rcp.activities省略可能
com.ibm.rcp.typeナビゲーション要素の型を示す制限付きの値。TYPE_PERSPECTIVE、または TYPE_LABEL のいずれかです同じ必須
com.ibm.rcp.parentナビゲーション要素の親要素の一意の識別子。何も指定されていない場合、ルートレベルのナビゲーション要素とみなされます。同じ省略可能
com.ibm.rcp.useNavigatorユーザーインターフェースレイヤーによって処理されるナビゲーションビューをパースペクティブが使用するかどうかを決定する true または false の値。この属性はポータルアプリケーションのルートラベルにのみ設定します。

デフォルトは true です

com.ibm.rcp.useNavigator省略可能
com.ibm.rcp.autoStartアプリケーションを読み込んだときにこのパースペクティブを自動的に起動するかどうかを決定する true または false の値。

デフォルトは false です。

com.ibm.rcp.autoStart省略可能
com.ibm.rcp.launcherこのパースペクティブまたはラベルをユーザーインターフェースのランチャーに追加するかどうかを決定する true または false の値。

デフォルトは false です。

com.ibm.rcp.launcher省略可能