アプリケーションの設計
共有ビュー共有ビューは、データベースに対して [読者] 以上のアクセス権を持っているユーザーなら誰でも使用できます。データベース用に設計するビューのほとんどは、共有ビューです。[設計者] または [管理者] のアクセス権を持つユーザーは、共有ビューを作成できます。また、管理者がアクセス制御リスト中で [個人フォルダ/ビューの作成] として選択した [編集者] のアクセス権を持つユーザーも、共有ビューを作成できます。 基本の共有ビューに加えて、次の特定のタイプの共有ビューを作成できます。
このような [共有 (使用すると個人に)] ビューをユーザーが保存した場合、そのユーザーのビューのコピーは、設計の変更を継承しなくなります。たとえば、ビューに列を追加した場合、そのビューの個人バージョンを既に使用しているユーザーに対しては、追加された列は表示されません。ユーザーが設計の変更を取得するには、このビューの個人バージョンを削除してから、[共有 (使用すると個人に)] ビューを再度開く必要があります。
[共有 (使用すると個人に)] ビューではデータが保護されないので、セキュリティの手段とはなりません。特定の文書を表示させない [共有 (使用すると個人に)] ビューを作成しておいても、別の個人ビューを作成して、共有ビューで表示させないようにしていた文書を表示させることができるからです。
[共有 (使用すると個人に)] ビューは、共有されているかぎり、データベースに格納されます。最初に使用された後、IBM(R) Lotus Domino(R) では、[個人フォルダ/ビューの作成] オプションを使用してビューの保存場所を決定します。
[共有 (使用するとデスクトップで管理する個人に)] ビュー[共有 (使用すると個人に)] ビューをデータベースではなくユーザーの desktop.dsk ファイルに格納したい場合は、ビューの作成時に [ビューの種類] として [共有 (使用するとデスクトップで管理する個人に)] ビューを選択します。
個人ビューユーザーは、[作成] - [ビュー] を選択して個人ビューを作成し、文書を個人専用の方法で整理できます。 データベースアクセス制御リストに個人フォルダや個人ビューを作成する権限をユーザーが持っている場合、個人ビューは IBM(R) Lotus Notes(R) データベースに保存されます。ユーザーが個人フォルダや個人ビューを作成するアクセス制御リスト権を持っていない場合、ユーザーは個人ビューをユーザー個人のワークスペースにあるファイル (desktop.dsk) に作成して保存することだけができます。
Web では、個人ビューはサポートされていません。