LOTUSSCRIPT 言語
コンパイル時に、テキストファイルの内容をこの命令があるモジュールに挿入します。
構文%Include fileName 構成要素fileName
拡張子を省略すると、.lss が指定されたと見なされます。拡張子のないファイルを挿入するには、ファイル名の末尾にピリオドを付加します。次に例を示します。
%Include "orfile."
これで、ファイル名に .lss 拡張子が追加されなくなります。
コンパイル時に、%Include 命令が指定されたファイルの全内容で置き換えられます。置換された内容は、現在のスクリプトの一部としてコンパイルされます。
挿入されたファイル内のステートメントでランタイムエラーまたはコンパイルエラーが発生した場合は、%Include 命令の行番号が報告されます。
挿入するファイルは、LotusScript のステートメントのみを含んだテキストファイルでなければなりません。このファイルにコンパイルできない項目が含まれていると、コンパイラエラーが発生します。
このファイルが見つからない場合はエラーとなります。
メモ EBCDIC プラットフォームは、LotusScript Release 5 (Lotus Notes/Domino Release 6) 以降、後方互換性を備えていることがあります。それ以前のリリースでは、インクルードされたファイルを LMBCS (1 バイトの範囲では ASCII と同じ) として解析します。現行のリリースでは、プラットフォーム固有の文字セットを使用しているインクルードされたファイルを解析します。EBCDIC 上では、インクルードされたテキストは EBCDIC でなければなりません。特に、ASCII コード化された LotusScript のソースファイルをテキスト変換 (バイナリ FTP など) せずに出荷している場合は、ソースファイルを EBCDIC プラットフォーム上で変換してからインクルードする必要があります。
例 関連項目