各 Database オブジェクトには、Replication オブジェクトが 1 つだけあり、Database 内の ReplicationInfo プロパティによってアクセスできます。Replication の各プロパティにアクセスするには、次のメソッドを使用します。

• getAbstract は、文書が切り捨てられ、添付ファイルが削除されている場合 true を返します。setAbstract を true に設定すると、サイズの大きい文書が切り捨てられて、添付ファイルが削除されます。
• getCutoffDate は、今日の日付から切り離し日までの日数を引いた値を含む int 型の値を返します。
• getCutoffInterval は、日数を含む long 型の値を返します。この期間を過ぎると、文書は自動的に削除されます。setCutoffInterval は、文書が自動削除されるまでの期間を設定します。
• getDontSendLocalSecurityUpdates は、ローカルセキュリティ (暗号化) 更新を送信しない場合に true を返します。setDontSendLocalSecurityUpdates は、ローカルセキュリティ更新の送信の有無を設定します。
• isCutoffDelete は、切り離し日よりも古い文書が削除される場合 true を返します。setCutoffDelete は、切り離し日よりも古い文書を削除します。
• isDisabled は、複製が無効にされている場合 true を返します。setDisabled は複製を無効にします。NeverReplicate と異なり、このプロパティは UI を通してアクセスできます。
• isIgnoreDeletes は、送信された削除情報が複製に反映されない場合 true を返します。setIgnoreDeletes は、削除を複製しないようにします。
• isIgnoreDestDeletes は、削除情報を受信してもデータベースに反映しない場合 true を返します。setIgnoreDestDeletes は、削除を複製しないようにします。
• getPriority は、複製の優先順位を含む int 型の値を返します。setPriority は、複製の優先順位を設定します。

データベースには任意の数の ReplicationEntry オブジェクトがあり、getEntry の複製メソッドによってアクセスできます。複製エントリは、対となる複製元サーバーと複製先サーバーの複製設定を指定します。ReplicationEntry の各プロパティにアクセスするには、次のメソッドを使用します。

• getDestination は、複製先サーバー名を含む String 型の値を返します。
• getFormula は、複製式を含む String 型の値を返し、setFormula は複製式を設定します。
• isIncludeACL は、ACL が含まれている場合は true を返し、setIncludeACL は ACL を含むかどうかを設定します。
• isIncludeAgents は、エージェントが含まれている場合は true を返し、setIncludeAgents はエージェントを含むかどうかを設定します。
• isIncludeDocuments は、文書を含んでいる場合は true を返し、setIncludeDocuments は文書を含むかどうかを設定します。
• isIncludeForms は、フォームを含んでいる場合は true を返し、setIncludeForms はフォームを含むかどうかを設定します。
• isIncludeFormulas は、複製式を含んでいる場合は true を返し、setIncludeFormulas は複製式を含むかどうかを設定します。
• getSource は、複製元のサーバー名を含む String 型の値を返します。
• getViews は、対象となるビューの名前を含む String 型の値を返し、setViews はビュー名を設定します。

用語集