指定された名前のファイルまたはアプリケーションを対象に次のいずれかの機能を実行します。

• 指定されたファイルをリッチテキストアイテムに添付します。
• リッチテキストアイテムにオブジェクトを埋め込みます。オブジェクトは指定されたアプリケーションまたはファイルで作成します。
• リッチテキストアイテムにオブジェクトリンクを配置します。リンクは指定したファイルで作成します。

定義位置NotesRichTextItem
構文Set notesEmbeddedObject = notesRichTextItem.EmbedObject( type%, class$, source$, [ name$ ] )
パラメータtype%

定数。添付ファイル、埋め込みオブジェクト、オブジェクトリンクのいずれを作成するのかを示します。次のいずれかを指定します。

EMBED_ATTACHMENT (1454)

EMBED_OBJECT (1453)

EMBED_OBJECTLINK (1452)

String 型。
• EMBED_OBJECT を指定してアプリケーションから空の埋め込みオブジェクトを作成する場合、このパラメータにアプリケーションの名前 (「1-2-3 Worksheet」など) を指定します。また、source$ には空白文字列 ("") を指定します。大文字小文字を区別して指定します。
• EMBED_OBJECTLINK または EMBED_ATTACHMENT を指定したときは、空の文字列 ("") を指定します。

String 型。
• EMBED_OBJECT を指定してファイルから埋め込みオブジェクトを作成する場合、このパラメータにファイルの名前を指定します。また、class$ には空白文字列 ("") を指定します。
• EMBED_ATTACHMENT または EMBED_OBJECTLINK を指定した場合、このパラメータに追加またはリンクするファイルの名前を指定します。

String 型。省略可能。後で NotesEmbeddedObject を参照するときに使う名前です。このパラメータは OLE/2 オブジェクトにのみ有効です。添付ファイルには有効ではありません。

新たに追加されたファイル、埋め込まれたオブジェクト、リンクされたオブジェクトを返します。

ファイルを OLE/2 オブジェクトとして埋め込むには、OLE をサポートしているプラットフォームでなければなりません。ただし、OLE/1 オブジェクトとして埋め込むのは、どの Lotus Notes プラットフォームでも可能 (ファイルが Lotus アプリケーションデータファイルなどサポートされている種類の場合) です。

クロスリファレンスJava RichTextItem クラスの embedObject メソッド
式言語の EditInsertObject @コマンド

式言語の EditInsertFileAttachment @コマンド

例
関連項目

LotusScript のクラスで添付ファイルと埋め込みオブジェクトを処理する

用語集