式言語


@Matches

指定の文字列に指定のパターン文字列があるかどうかを判断します。パターン文字列には多数の「ワイルドカード」文字や論理記号を使えるため、複雑な文字パターンを照合できます。

構文@Matches( string ; pattern )
パラメータstring


pattern
戻り値flag ワイルドカード文字と論理記号は次のとおりです。
記号使い方
CC は任意の文字。特殊文字以外の任意の 1 文字と一致します。
?任意の 1 文字と一致します。
*任意の文字列 (複数の文字) と一致します。
{ABC}ABC というセットの中の文字のいずれかと一致します。
{A-FL-R}A から F と L から R というセットの中の文字のいずれかと一致します。
+C任意の回数繰り返される C (または c) に一致します。
!パターンの論理的な意味を否定します (論理 NOT)。
|2 つのパターンの論理 OR をとります。
&2 つのパターンの論理 AND をとります。
メモ 文字セットを指定するときは、必ず中カッコ ({ }) で囲んでください。たとえば、A から F の文字のセットは {A-F} と指定します。

パターン一致の例を示します。
パターン一致
ABC3 文字の文字列 [a|A][b|B][c|C]。
{ABC}{ABC}大文字 A、B、または C からなる 2 文字の文字列。
A?Ca または A で始まり c または C で終わる、任意の3 文字の文字列。
???任意の 3 文字の文字列
+?ヌル文字列を含む任意の文字列
+?{A-Z}大文字で終了する任意の文字列
+{!A-Z}大文字を含まない任意の文字列

クロスリファレンスLotusScript 言語の Like 演算子

関連項目