アプリケーションの設計


すべてのアプリケーションに対する非表示オプション
IBM(R) Lotus Domino (R) Designer を使用すると、アプリケーションの設計要素とコンポーネントの多くを、指定した状況に応じて非表示にできます。特定の種類のユーザーに対して設計要素を非表示にすると、IBM(R) Lotus Notes(R)、Web、またはモバイルのクライアントがそれぞれ使用できるようアプリケーションをカスタマイズするのに役立ちます。また、指定した状況に応じて設計要素を個々に非表示にすることもできます。非表示オプションが使用可能な場合は、[非表示] タブがその要素のプロパティインフォボックスに表示されます。

次のいずれの状況でも、文字、図形、フィールドなどの要素を非表示にできます。


クライアントの種類に応じて複数の構成要素を非表示にするには 1 設計ペインで各設計要素を選択します。複数の要素を選択するには、[Shift] キーを押しながら複数の要素をクリックして選択します。
2 [設計] - [設計のプロパティ] を選択します。

3 [設計] タブをクリックして、[設計要素を非表示にする] セクションで 1 つ以上の非表示オプションを選択します。

状況に応じて要素を個々に非表示にするには 1 ワークペインで非表示にする要素の名前を選択して、プロパティインフォボックスを開きます。
2 [非表示] タブをクリックします。

3 基本オプションの場合、[段落を非表示にする文書] セクションで、ユーザーに対してコンポーネントを非表示にする状況をすべて選択します。次の表にあるオプションを考えてみます。

4 プログラムオプションでは、[式により段落を非表示] を選択してから、設計ペインに式を書き込みます。レイアウト領域には、ユーザーが見る必要のない状況を、式で記述します。
要素を非表示にする:どのような場合か:
プリビュー (読み込み)ユーザーが文書のプリビューペインで文書を読み込む際には、非表示情報は表示されません。
プリビュー (編集モード)ユーザーが文書のプリビューペインで編集モードの文書で作業している際には、非表示情報は表示されません。
読み込みモードユーザーが読み込みモードで文書を開いた際には、非表示情報は表示されません。読み込みが不可能なフィールドは、印刷も不可能です。
編集モードユーザーが編集モードの文書で作業している際には、非表示情報は表示されません。
印刷非表示情報は、印刷文書には表示されません。
クリップボードへのコピーユーザーが文書をコピーすると、要素の内容を非表示にします。この設定はビューレベルでコピーされた文書には影響はありません。

メモ [クリップボードにコピーされたら非表示にする] チェックボックスをオンにしたフィールドを含むフォームから文書を作成または保存し、文書の内容を別の場所にコピーした場合は、そのフィールドの内容は貼り付けられません。

埋め込み埋め込みエディタを使用して要素を埋め込んだ文書にアクセスすると、要素が表示されません。
[式により段落を非表示]式によって、情報を非表示にするかどうかが決まります。

関連項目