式言語
@Prompt と @PickList でユーザー入力を取得する
例
ユーザーから対話形式で入力を取得するには、
@Prompt
と
@PickList
を次の形式で使います。
@Prompt([YesNo];
title
;
prompt
) は、タイトルテキスト、プロンプトテキスト、[はい] と [いいえ] のボタンを備えたダイアログボックスを表示します。@Prompt は、ユーザーが [はい] をクリックすると True (1)、[いいえ] をクリックすると False (0) を返します。
@Prompt([YesNoCancel];
title
;
prompt
) は、タイトルテキスト、プロンプトテキスト、[はい] と [いいえ] のボタンに加え、[キャンセル] ボタンを備えたダイアログボックスを表示します。@Prompt は、ユーザーが [はい] をクリックすると True (1)、[いいえ] をクリックすると False (0)、[キャンセル] をクリックすると -1 を返します。
@Prompt([OkCancelEdit];
title
;
prompt
,
default
) は、タイトルテキスト、プロンプトテキスト、ユーザーが入力するためのボックスを備えたダイアログボックスを表示します。@Prompt は、ユーザーの入力内容を文字列値として返します。[キャンセル] をクリックすると、式はその時点で終了します。
@Prompt([Password];
title
;
prompt
) は、ユーザーの入力内容が X として表示される点を除いて上記と同じです。
@Prompt([OkCancelList] :[NoSort];
title
;
prompt
;
default
;
choices
) は、上部にタイトルテキスト、本文位置にプロンプトテキスト、プロンプトテキストの下に選択肢の文字列リストを示したボックスを表示します。デフォルトの選択肢はハイライト表示されます。最後のパラメータは文字列リストでなければなりません。@Prompt はユーザーが選択したリスト要素を返します。[キャンセル] をクリックすると、式はその時点で終了します。リストをソートするときは、[NoSort] は指定しません。@DbColumn を使うと、指定されたデータベース内の現在のビューに基づいてリストを生成できます。
@Prompt([OkCancelCombo];
title
;
prompt
;
default
;
choices
) は上記と同じですが、ドロップダウンリストを使います。デフォルト値がボックスに表示されます。
@Prompt([OkCancelEditCombo];
title
;
prompt
;
default
;
choices
) は上記と同じですが、ユーザーはリストから選択するか、ボックス内に入力します。
@Prompt([OkCancelListMult];
title
;
prompt
;
default
;
choices
) は OkCancelList と同じですが、ユーザーが選択した複数のリスト要素をリストとして返すことができます。
@Prompt([ChooseDatabase]; ""; "") はデータベースを選択できるボックス (サーバー名、データベースファイル名、データベース名) を表示します。ボックスの一番上にはタイトル、その下にサーバーを選択するボックス、その下にデータベース名が表示されるリストボックス、その下にデータベースファイル名を指定するボックスがあります。
@Prompt([LocalBrowse];
title
;
filetype
) は、ローカルファイルシステムから名前を選択するためのボックスを表示します。ボックスの一番上にタイトルテキスト、左部分にファイル選択のリストボックス、その下にファイルの種類のリストボックス、右部分にディレクトリ選択のリストボックスがあります。
filetype
パラメータは文字列値で、初期表示のファイルの種類を指定する 1 から 3 の数字です。「1」は NSF ファイルだけ、「2」は NTF ファイルだけ、「3」はすべての種類のファイルを示します。
@PickList([Custom] :[Single];
server
:
file
;
view
;
title
;
prompt
;
column
) は、タイトル、プロンプト、選択肢リストを備えたボックスを表示します。リストは、指定のデータベース内のビューです。要素は、1 つ選択することも ([Single] が指定されている場合)、いくつも選択することも ([Single] が指定されていない場合) できます。@PickList は、選択された要素の指定された列の値を返します。これは、@DbColumn を使って @Prompt 用のリストを生成するのと同じことです。
@PickList([Name] :[Single]) は上記と同じですが、データベースはアドレス帳になり、ビューは [ユーザー] ビューになります。アドレス帳は @PickList ダイアログボックスで選択できます。
文字列以外の値を @Prompt と @PickList のパラメータとして使うには、
@Text
を使って変換しなければなりません。文字列値は、たとえば定数、一時変数、フィールド、式などです。
戻り値を文字列以外の値として使う場合は変換しなければなりません。
例
関連項目
メッセージを作成し、ユーザー入力を取得する
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