アプリケーションの設計
値がカンマで区切られた ASCII ファイルに書き出すにはカンマ区切り値ファイル (CSV) を選択すると、各フィールドがカンマで区切られ、1 行に 1 レコードが表示された ASCII テキストファイルとしてデータがフォーマットされます。CSV ファイルに書き出す場合には、1 つのビューのすべてのドキュメントを書き出すか、ドキュメントを指定して書き出すことができます。Unicode、International (UTF-8)、またはデフォルトの書き出し文字セットを選択できます。また、書き出すファイルにビューのタイトルを含めるかどうかを指定することもできます。 CSV ファイルとして書き出す場合の注意CSV フォーマットに書き出すと、CSV ファイルでは空白の列は引用符のペア ("" "") で置換されます。
書き出したファイルの拡張子を WK2、WK3、または WK4 に変更してから、その拡張子を使うリリースの 1-2-3 で開いた場合は、属性の追加または保存を行うことができません。これは、元のファイルとこのファイルの新しいコピーとの間で競合が発生するからです。
Microsoft Excel ファイルへの書き出しを行うには、まず、ビューを 1-2-3 ワークシートとして出力します。次に、1-2-3 を使って、この 1-2-3 ワークシート形式のファイルを Microsoft Excel ファイルとして保存します。
表形式テキストファイルへ書き出す表形式テキストは、列と行から編成される ASCII テキストです。列はスペースで区切られます。ビューを表形式ファイルに書き出すと、各文書がテキスト「行」になります。各フィールドは、スペースで区切られたテキスト「列」になります。各フィールドの内容は、「セル」の内容になります。書き出されたビューで列と列との区切りが分かるようにするには、元のビューの列でモノスペースフォントを使用してください。 表形式ファイルに書き出されたビューは、ビューと画面の表示が異なる場合があります。Lotus Notes のビューではプロポーショナルフォントが使用されますが、書き出されたビューではモノスペースフォントが使用されます。テストとして、いくつかの文書を書き出します。次に、全体の書き出しを実行する前に、必要に応じて列幅の設定を調整してください。
Lotus Notes 文書を使ってビューの内容の表示または編集を行うには、ビューを表形式ファイルに書き出します。その後、この表形式ファイルを Lotus Notes 文書に呼び出します。
構造化テキストファイルへ書き出す構造化テキストとは、フィールドおよび値に構造を保存した ASCII テキストです。ビューを構造化テキストに書き出すと、ビューのすべての文書のテキストを含むファイルが作成されます。ただし、作成されたファイルには、リッチテキスト属性は含まれません。
ビューを書き出すには 1 データベースを選択します。次に、書き出しを行うビューを開きます。 2 (省略可能) ビューのサブセットだけを書き出すには、特定の文書を選択します。
3 [ファイル] - [書き出し] を選択します。
4 書き出し先のファイルの形式を選択します。
5 次のいずれかを実行します。
7 既存のファイルを選択した場合は、次の操作のどちらかを行います。
9 (省略可能、カンマ区切り値フォーマットの場合) 書き出し文字セットを選択します。
10 (省略可能、1-2-3 ワークシートまたは表形式の場合) ビューの列見出しをワークシートまたは表形式ファイルに書き出すには、[ビューのタイトルも書き出す] を選択します。
11 (省略可能、構造化テキストの場合) 構造化テキストファイルに書き出す場合は、文書区切り文字とワードラップの設定を変更します。
12 [OK] をクリックします。
文書区切り文字とワードラップの設定文書区切り文字の設定では、ファイル内のレコードを区切るためにフォームフィードを適用する場合は、[用紙送り] を選択します。デフォルトの ASCII 12 (フォームフィード) 以外の ASCII コードを使用する場合は、次のような [文字コード] を選択します。
44,
45-
58:
59;
124|