アプリケーションの設計


フォームでデータコネクションリソースを使用する

外部データソースとの接続を確立するためには、まずそのデータベースに対する外部接続ができなければなりません。次に、データコネクションリソース (DCR) を定義します。このリソースを使用して IBM(R) Lotus Notes(R) と外部アプリケーションとの間にリンクを確立するには、フォームの DCR を使用します。外部アプリケーションから取り出すデータにマップするフォーム上のフィールドを定義します。フィールドを定義する場合、外部データソースとしてマークして、DCR と関連付けます。

フォームにデフォルトのデータ接続を指定するには
フォーム上の複数のフィールドで DCR の使用を予定している場合は、デフォルトのデータ接続を指定し、オプションとして、テーブルやビューなどのデフォルトのメタデータオブジェクトを指定することができます。外部データソースで使用するフィールドを作成する場合、そのデータ接続のデフォルトの情報が自動的に提供されます。必要に応じて、デフォルトの DCR を別の DCR で上書きすることもできます。

1 フォームを作成するか、開きます。

2 [設計] の [フォームのプロパティ] を選択して、プロパティインフォボックスを表示します。

3 [デフォルト] タブをクリックします。

4 [データソースオプション] セクションで、データコネクションリソースを参照することも、[デフォルトデータコネクション] フィールドに名前を入力することもできます。

5 (省略可能) 外部アプリケーションからテーブル名やビュー名などのデフォルトのメタデータオブジェクトを指定します。

外部データと接続するフィールドを作成するには
1 外部データソースに関連付けるフィールドを選択します。

2 [設計] - [フィールドのプロパティ] を選択して、[フィールドのプロパティ] インフォボックスを表示します。

3 [情報] タブをクリックして、[外部データソース] を選択します。


4 [データソースオプション] セクションで、メタデータオブジェクト名と対応する外部フィールドの名前を参照または入力します。ローカルでアプリケーションを開発する場合は、外部メタデータは参照できません。テキストや整数などのメタデータ内のフィールドの種類は、アイコンで示されます。

5 既存のデータコネクションリソースを指定します。

6 このフィールドがキーフィールドとして指定したい外部アプリケーション内のフィールドに対応している場合は、[キー] チェックボックスをオンにします。データ接続には必ずキーフィールドが必要です。キーフィールドは、フォームとバックエンドデータベースまたはアプリケーションの間のリンクとなります。キーフィールドは常にローカルおよびバックエンドに保存されます。

7 (省略可能) ローカルで保存されているキーフィールド以外のフィールドからのデータが必要な場合は、各フィールドをデータフィールドとしてマークし、[データをローカルに保存] オプションを選択します。これらのフィールドの場合、データは IBM(R) Lotus Domino(R) データベースとバックエンドデータベースに保存されます。Lotus Domino データベースで行う変更は、バックエンドデータベースに反映されます。バックエンドが変更された場合、文書を開いた状態で [F9] キーを押すか、文書を閉じて再び開くことによって Lotus Domino データベースを手動で更新することができます。


関連項目