LOTUSSCRIPT /COM/OLE のクラス


データストリームを操作する
NotesStream クラスを使うと、バイナリデータまたは文字データのストリームとしてファイルを調べたり、操作できます。新しい NotesStream オブジェクトを作成するには、NotesSession クラスの CreateStream メソッドを使います。

次の表に NotesStream のプロパティのリストを示します。
プロパティデータ型説明
Bytes Long 型(読み込み専用) ストリームのサイズをバイト数で返します。
CharSet String 型(読み込み専用) 外部データソースが使用する文字セットを指定します。
IsEOS Boolean 型(読み込み専用) 現在の位置がストリームの最後であるかどうかを示します。
IsReadOnly Boolean 型(読み込み専用) ストリームが読み込み専用ファイルに関連付けられているかどうかを示します。
Position Long 型(読み書き専用) ストリームの先頭からのオフセット (バイト単位) です。ReadReadText が開始点として使用します。
ストリームにデータを挿入するには、Write または WriteText の各メソッドを使います。ストリームからデータを取得するには、Read または ReadText の各メソッドを使います。ストリームの内容を削除するには、Truncate メソッドを使います。

ストリームをファイルに関連付け、ファイルの内容をストリームにコピーするには、Open メソッドを使います。ファイルがない場合、Open メソッドで新しいファイルを作成します。データを処理するには、上記のいずれかの読み書き用のメソッドを使います。ストリームに関連付けられたシステムリソースを解放するには、Close メソッドを使います。

関連項目