プログラミングの概要とユーザーインターフェース
スクリプトライブラリのスコープは、現在のデータベースです。データベースの全スクリプトは、そのデータベース内のライブラリにある LotusScript、JavaScript、または Java を利用できます。しかし、ライブラリはデータベースの外のスクリプトからは利用できません。たとえば、文書中のボタンでスクリプトライブラリを使い、その文書を同じスクリプトライブラリを備えていないデータベースへメールするか貼り付けた場合、スクリプトは失敗します。スクリプトが現在のデータベースにはないライブラリを使おうとすると、USE か USELSX モジュールのロードに失敗した旨のエラーメッセージが表示されます。
Release 8 は、Web サービス対応のスクリプトライブラリを介して Lotus Domino Web サービス をアプリケーションで使用可能にするために、既存の概念であるスクリプトライブラリの上に構築されています。各 Web サービス対応 LotusScript スクリプトライブラリまたは Java スクリプトライブラリには生成コードが含まれていて、ユーザーコードで使用され、単一の Web サービスを呼び出すことができます。Web サービス対応スクリプトライブラリが作成されると、エージェントやイベント処理コードなどの、Lotus Domino のアプリケーション内のさまざまなコンテキストで使用できます。
メモ Web サービス対応スクリプトライブラリの使用は、Release 8 で新しく追加されました。
スクリプトライブラリを作成するには 1 [作成] - [設計] - [スクリプトライブラリ] を選択します。 2 次のいずれかを選択します。
ライブラリの組み込みに関する指示は、次のトピックを参照してください。