[情報] タブ
- [種類] - [ツリー] または [フラット] を選択できます。この設定により、アウトラインの階層構造を表示するかどうかを決定できます。[ツリー] は階層構造内のすべてのアウトラインエントリを表示するスタイルですが、[フラット] は一度に 1 階層だけを表示するスタイルです。[フラット] を選択した場合は、[タイトルスタイル] の設定を [フラット] に適したものに変更します。
なお、[フラット] を選択した場合は、アウトラインを縦方向と横方向のどちらで表示するかを選択することになります。縦にすると、エントリは画面の上端から下端に向けて表示され、横にすると、左端から右端に向けて横方向に表示されるようになります。
- [タイトルスタイル] - [非表示] または [シンプル] を選択できます。タイトルを [シンプル] にすると、アウトラインに現在表示されている階層の親 (上位階層) のタイトルが表示されるので、ユーザーがアウトラインの表示を上位階層のものに戻すことが可能になります。しかし [非表示] にすると、アウトラインは階層構造を表示しないので、ユーザーは上位階層に戻ることができず、下位階層へ降りて行くことしかできません。
- [対象フレーム] - 参照元 (リンク、名前付き設計要素、または URL) が表示されるフレームを指定します。
- 三角アイコン (ツリースタイルの場合のみ)
[三角アイコンの表示] - このオプションを選択すると、アウトラインエントリを表示するためにユーザーがクリックする三角アイコンが表示されます。
[OS スタイル] - このオプションを選択すると、アウトラインを IBM(R) Lotus Domino(R) Designer の設計ペインと同様の構造で表示できます。三角アイコンではなく、プラス記号 (+) をクリックするとアウトラインエントリを展開でき、マイナス記号 (-) をクリックすると省略できます。この設定は Windows のプラットフォームでサポートされています。
[イメージ] - 三角アイコンのイメージをカスタマイズする場合に使用します。フォルダアイコンをクリックして、共有イメージリソースを選択します。
(省略可能) [@] ボタンをクリックしてイメージの表示を制御するための式を使用します。
[複数行で表示] - この設定を選択すると、アウトラインの高さが指定した高さを超えた場合に、すべてのレベルのエントリが (スクロールバーではなく) 列に自動的に表示されます。たとえば、表示するのに通常 3 インチの高さが必要なエントリが含まれているアウトラインの場合、そのアウトラインの固定高さが 1 インチの場合には列内で折り返します。ただし、アウトラインの高さを [内容に合わせる] に指定した場合は、内容に合わせて自動的にアウトラインの高さが変わるため、列は自動的に表示されません。
[幅] - 列の幅をインチ単位で指定します。
- [ルートエントリ] - 親エントリのラベルまたは別名を使ってルートエントリを指定します。Lotus Domino Designer R5 との下位互換性を維持するには、別名を指定する必要があります。ルートエントリを指定すると、指定されたエントリの子エントリのみが表示されます。これは、サイトまたはデータベースの要素へのユーザーのアクセス権限を限定する方法として使用できます。
指定したエントリが子エントリを持たない場合、アウトラインには何も表示されません。子エントリから階層構造を上へと戻る手段をユーザーに与えたい場合は、[ツリースタイル] または [フラットスタイル] アウトラインのタイトルスタイルとして [シンプル] を有効にします。ユーザーアクセス権限を子エントリだけに限定したい場合は、ルートを設定してから、[タイトルスタイル] を無効にしておきます。
幅
埋め込みアウトラインの幅を親ウィンドウのパーセンテージで指定するには、[ウィンドウに合わせる (%)] を選択します。
埋め込みアウトラインの幅をインチ単位で指定するには、[固定 (サイズ)] を選択します。
たとえば、エントリ数やエントリが展開可能または省略可能であるかどうかなど、アウトラインの内容に応じてサイズを自動的に指定するには、[内容に合わせる] を選択します。
選択したフォントの平均文字幅に応じて、アウトラインの幅を指定した文字数とほぼ一致させるには、[固定 (文字数)] を選択します。
高さ
埋め込みアウトラインの高さをインチ単位で指定するには、[高さを固定する] を選択します。
たとえば、エントリ数やエントリが展開可能または省略可能であるかどうかなど、アウトラインの内容に応じてサイズを自動的に指定するには、[内容に合わせる] を選択します。
アウトラインの内容に関係なく、そのアウトラインを表示するウィンドウのサイズに合わせて自動的に高さを指定するには、[ウィンドウに合わせる] を選択します。
スクロールバーの表示
埋め込みアウトラインエントリが画面に収まらない場合は、[スクロールバーの表示] を選択します。
- [Web アクセス] - 埋め込みアウトラインを Web ユーザーに対して表示する場合に、HTML または Java アプレットのどちらかを選択します。
- 特別
[フォルダの未読情報を表示] - このオプションを選択すると、新規または更新の情報があった場合にアウトラインのフォルダ名が太字になります。未読情報の数はフォルダ名に続いて表示されます。たとえば、「インフォボックス (8)」と表示されます。このオプションは、Lotus Notes Domino Release 6 以降でのみ動作します。
[フォント] タブ
アウトラインエントリのフォントをフォーマットするために、[トップレベルフォント] または [サブレベルフォント] のどちらかを選択します。[タイトルスタイル] を [シンプル] に設定した場合は、[タイトルフォント] を選択できます。次のものについてはフォントカラーを選択できます。
- 標準 -- エントリの通常の状態
- 選択 -- そのエントリが選択されたとき
- マウス -- マウスがエントリの上を通過するとき
[背景] タブ
埋め込みアウトライン上のエリアごとに、[背景色] または [背景のイメージ] を指定できます。[選択] と [マウス] の色を設定することもできます。ボタン効果を発揮させるために、背景イメージを埋め込みアウトラインの上下左右、またはテキストの下にタイル配置できます。使用する背景イメージは、データベースの共有イメージリソースである必要があります。
[レイアウト] タブ
[タイトルレイアウト] ([タイトルスタイル] で [シンプル] が有効になっている場合)、[トップレベルレイアウト]、または [サブレベルレイアウト] について、位置を設定できます。
高さ - 各エントリの高さです。この設定は、[フラット] を [横] に設定した場合の各エントリの幅を表します。
オフセット縦 - アウトラインエントリを、埋め込みアウトラインまたは前のアウトラインエントリの上端を基準にして揃えます。アウトラインエントリの間隔をカスタマイズしたい場合は、この設定を使用してください。
オフセット横 - タイトルまたはトップレベルのアウトラインエントリを、埋め込みアウトラインの左端を基準にして揃えます。サブレベルのオフセットは、親エントリの左端を基準にした相対位置になります。
[整列] - 埋め込みアウトライン内のエントリイメージの整列を行います。
オフセット縦 - [整列] の設定に応じた、埋め込みアウトラインの上端または下端からの相対位置です。[フラット] を [横] に設定した場合には、[整列] を [上から中へ] に設定しても、この値は無視されます。
オフセット横 - [整列] の設定に応じた、埋め込みアウトラインの左端または右端からの相対位置です。[フラット] を [縦] に設定した場合には、[整列] を [上から中へ] に設定しても、この値は無視されます。
[整列] - 埋め込みアウトライン内のエントリイメージの整列を行います。
オフセット縦 - [整列] の設定に応じた、埋め込みアウトラインの上端または下端からの相対位置です。[フラット] を [横] に設定した場合には、[整列] を [上から中へ] に設定しても、この値は無視されます。
オフセット横 -- [整列] の設定に応じた、埋め込みアウトラインの左端または右端からの相対位置です。[フラット] を [縦] に設定した場合には、[整列] を [上から中へ] に設定しても、この値は無視されます。
[境界線] タブ
境界線のスタイル、効果、および太さを設定します。
境界線について詳しくは、『Lotus Notes ヘルプ』のトピック「境界線のスタイル、効果、太さを設定する」を参照してください。