アプリケーションの設計


ユーザーがビューから文書を編集または作成できるようにする
IBM(R) Lotus Notes(R) ユーザーが、ビューから既存の文書内のフィールドを編集したり、新規文書を作成したりできるように設定できます。たとえば、この機能を [タスク] ビューで使用すると、作業項目を [作業中] から [完了] に変更できます。IBM(R) Lotus Domino(R) のメールテンプレートでは、この機能を使用して、カレンダービューからカレンダーに予定を入力できます。

メモ この機能は Web ではサポートされません。

使い方メモInViewEdit イベントは、[埋め込みビューのプロパティ] インフォボックスの [表示] タブで、[マウスの移動により選択を移動] チェックボックスがオンにされていないかぎり、埋め込みビューで機能します。この機能が有効な場合、InViewEdit イベントは埋め込みビューでトリガーされません。


ユーザーがビューで文書を編集できるようにする
文書を開かずにユーザーが既存の文書を編集できるようにするには、まずユーザーが編集可能なフィールドを含む列を特定する必要があります。次に、関連付けられたフィールドを編集するときに、ユーザーができる作業を制御するコードを入力する必要があります。複数の列を編集可能としてマークできます。ユーザーが編集できるようにする各列で、次の作業を行います。

1 編集可能なフィールドを表示する列を選択します。

2 [設計] - [列のプロパティ] を選択します。

3 [列のプロパティ] インフォボックスの [情報] タブ (i) で、[編集可能列] チェックボックスをオンにします。

4 プログラムペインの [オブジェクト] リストで [Inviewedit] イベントをクリックします。

5 コードを入力して、フィールドの編集時の処理を制御します。詳しくは、プログラムトピック「InViewEdit イベント」を参照してください。

ユーザーがビューから新規文書を作成できるようにする 1 ユーザーが新規文書を作成できるビューを選択します。
2 [設計] - [ビューのプロパティ] を選択します。

3 [ビューのプロパティ] インフォボックスの [情報] タブ (i) で、[ビューからの新規文書の作成] チェックボックスをオンにします。

4 プログラムペインの [オブジェクト] リストで [Inviewedit] イベントをクリックします。

5 コードを入力して新規文書を作成し、フォーム値を設定して、新規文書のエントリを確認できます。詳しくは、プログラムトピック「InViewEdit イベント」を参照してください。

コーディングのメモそれぞれのビューにある InViewEdit イベントは 1 つだけです。このイベントは編集ごとに複数回呼び出され、RequestType と呼ばれるパラメータを使用して Lotus Notes がデフォルトの情報を提供するべきか、データを確認するべきか、またはビューの中の文書への変更を保存するべきかを判断します。


InVewEdit イベントをコーディングする方法について詳しくは、「InViewEdit イベント」を参照してください。