アプリケーションの管理


設計変更を禁止する
カスタマイズした設計を誤って変更しないようにするには、次の方法を使います。

メモ 以下の選択を行っても、データベース ACL で [設計者] 以上のアクセス権を持つユーザーに設計を変更させないようにすることはできません。設計変更を一切行えないようにするには、データベースの設計を非表示にして、設計を変更できるユーザーから [設計者] または [管理者] のアクセス権を削除する以外に方法はありません。

各設計要素が置換または更新されないように保護するこの方法は、カスタマイズした設計要素が [設計の置換] の処理によって上書きされないようにする場合や、テンプレートにリンクしたデータベースに格納されているカスタマイズ済み設計要素を保護する場合に使用します。
1 IBM(R) Lotus Domino Designer(R) でデータベースを開きます。

2 設計ペインで、設計要素の種類をクリックします。選択した種類のすべての設計要素名がワークペインに表示されます。

3 ワークペインで、保護する設計要素の名前を選択します。

4 次のいずれかを実行します。

5 [設計] タブをクリックします。

6 [更新時に再設計/設計の置換を禁止する] を選択します。

テンプレートを使ってデータベース設計を更新または置換する場合、オプション [更新時に再設計/設計の置換を禁止する] が有効になることを確実にするため、テンプレートの設計のプロパティで、オプション [設計の変更が禁止されていることを知らせる] をこのオプションとともに選択します。

テンプレートと各設計要素のリンクを解除するリンクを解除することにより、設計要素とテンプレートの関連がなくなります。この方法は、テンプレートからコピーした設計要素をカスタマイズする場合に適しています。リンクの解除後にテンプレートで設計要素を変更しても、データベース内の設計要素には変更内容は反映されません。
1 IBM(R) Lotus Domino Designer(R) でデータベースを開きます。

2 設計ペインで、設計要素を選択します。選択した種類のすべての設計要素名がワークペインに表示されます。

3 ワークペインで、リンクを解除する設計要素の名前を選択します。

4 次のいずれかを実行します。

5 [設計] タブをクリックします。

6 [テンプレートから設計を引き継ぐ] ボックスからテンプレート名を削除します。

テンプレートとデータベースとのリンクを解除するリンクを解除することにより、データベースとテンプレートの関連がなくなります。この方法は、データベース全体の設計をカスタマイズする場合に適しています。リンクの解除後にテンプレートを変更しても、データベースには変更内容は反映されません。
1 データベースを開いて、[ファイル] - [アプリケーション] - [プロパティ] を選択します。

2 [設計] タブをクリックします。

3 [テンプレートから設計を引き継ぐ] の選択を解除します。

関連項目