アプリケーションの設計


名前フィールド
ユーザー名を表示するには、名前フィールドを作成します。 名前フィールドは、計算結果フィールドまたは編集可能フィールドです。式 @UserName を名前フィールドに関連付けると、名前は、IBM(R) Lotus Notes(R) ID での表示形式 (例: Sara Ryan/Acme/US) で表示されます。名前フィールドの接続状況確認を有効にすると、ユーザーは、名前フィールドに一覧表示される IBM(R) Lotus Sametime(R) ユーザーの接続状況を参照できます。また、参加可能なユーザーとインスタントメッセージのチャットを開始できます。

名前の共通部分だけを表示するには、@Name で [CN] パラメータを使用します。たとえば、[Members] という名前の編集可能フィールドで、次のようにこの式をデフォルト値として使用します。

@Name([CN];Members)

この式を使うと、ユーザーの階層名が Sara Ryan/Acme/US の場合、「Sara Ryan」という名前が表示されます。

フィールド値の名前を検索するユーザーが文書に正しく名前を入力するのを助けるために、既存の名前のリストへのリンクを提供できます。 たとえば、名前フィールドでは、ユーザーにデータベースのアクセス制御リストから名前を選択するように要求できます。これにより、ユーザーはリストから名前を選択し、スペルを間違うことなく、必ず正しい名前をフィールドに入力できます。名前のソースとして、このほかに Domino ディレクトリまたはビューの列から名前を提示するビューダイアログが使用できます。
検索オプションは、名前フィールド、作成者フィールド、および読者フィールドを作成するときに、[フィールドのプロパティ] インフォボックスの [フィールド情報] タブで使用できます。デフォルトの選択肢を [なし] にしておくと、このオプションをオフにできます。フィールドに検索オプションを選択した場合、ユーザーは [Ctrl] + [Enter] キーを押すか、フィールドの右側のエントリ補助ボタンをクリックして、使用可能なエントリのリストを表示させることができます。Web では、検索オプションはサポートされていません。

検索オプション[宛先] ダイアログから選択 -- このオプションを使うと、[名前] ダイアログボックスが表示されるので、ユーザーは [個人アドレス帳] または [Domino ディレクトリ] から名前を選択できます。 [入力文字ごとに名前を検索] を選択すると、ユーザーが名前を素早く入力できるようになります。入力された文字と一致する情報が、[個人アドレス帳] または [Domino ディレクトリ] から検索されます。


関連項目