アプリケーションの管理


[読者] フィールドを使って特定の文書へのアクセスを制限する
フォームから作成された特定の文書に対するアクセスを制限するには、フォームに [読者] フィールドを定義します。[読者] フィールドには、フォームから作成された文書を読み込むことができるユーザーを明示的に指定します。この文書に対する [読者] のアクセス権がないユーザーは、文書をビューに表示できません。たとえば、ある従業員の人事ファイルへのアクセスを、人事部の職員、従業員本人、およびその従業員の上司に限定するには、これらのユーザーのリストを [読者] フィールドに登録します。

フォームに読み込みのアクセスリストがある場合は、[読者] フィールドに登録された名前がアクセスリストに追加されます。フォームにアクセスリストがない場合は、[読者] フィールドを使って、フォームから作成された文書へのアクセスが制御されます。

[読者] フィールドのエントリを使っても、データベースのアクセス制御リスト (ACL) に指定された内容より高いレベルのアクセス権をユーザーに付与できません。[読者] フィールドのエントリは、さらに細かくアクセスを制限するためにだけに使用します。たとえば、データベースの ACL で [なし] が指定されているユーザーは、[読者] フィールドに登録されても、文書の読み込みはできません。また、ACL で [編集者] 以上のアクセス権を持っているユーザーでも、[読者] フィールドに登録されていないと、文書を読み込むことはできません。

データベースに対して [編集者] 以上のアクセス権を持っているユーザーは、次のいずれかの条件が真である場合に文書の読み込みおよび編集ができます。


[読者] フィールドの更新について詳しくは、『IBM(R) Lotus Domino(R) Administrator ヘルプ』をインストールしている場合は、「[読者] フィールドと [作成者] フィールドを更新する」を参照してください。または、http://www.lotus.com/ldd/doc にアクセスし、『Lotus Domino Administrator ヘルプ』をダウンロードしてください。