アプリケーションの設計


ナビゲーションを作成する
どのアプリケーションも、ある場所から別の場所への移動を可能にする方法を組み込んでいなくてはなりません。次のものを使って、アプリケーションにナビゲーションを追加します。
空のテンプレートからデータベースを新規作成する場合、IBM(R) Lotus Domino(R) Designer には、フォルダペインまたはナビゲーションペインと呼ばれるデフォルトのナビゲーション構造が用意されています。フォルダペインには、データベース内のすべての共有ビューとフォルダが表示されます。フォルダペインは、IBM(R) Lotus Notes(R) Client の場合は左側のペインに表示され、ブラウザウィンドウの場合は左上に表示されます。このナビゲーション構造を選択しても、または別の構造を設計してもかまいません。

アウトラインアウトラインを作成すれば、アプリケーションのフォルダペインをカスタマイズできます。アウトラインはアプリケーションの骨組みで、各アウトラインエントリはアプリケーションの主要な部分を表します。1 つのアウトラインに背景図形、カスタムアイコン、リンクまたはアクションを含めることができます。アウトラインがページまたはフォームに埋め込まれていると、ユーザーはアウトラインエントリをクリックすることで、目的の場所へ移動できます。アウトラインを伴うナビゲーション構造を作成するプロセスには、次の 3 つの手順があります。


設計要素を作成する前に、アプリケーションの計画を立てる目的でアウトラインを使用できます。

アウトラインは、複合アプリケーションのコンポーネントとしては使用できませんが、フレームセットがコンポーネントとして使用されている場合は、そのフレームセットに組み込まれているアウトラインをコンポーネントとして使用できます。

詳しくは、「アウトラインを設計する」を参照してください。

ナビゲータナビゲータは、ユーザーをデータベースの特定の部分へ誘導するための図形によるロードマップです。ナビゲータを使用すると、ビューを開かずに文書を検索したりアクションを実行したりできます。ナビゲータはイメージマップに似ています。図形上に、アプリケーションの内部または外部のリンクへユーザーを導くホットスポットを作成できます。フォームまたはページにナビゲータを埋め込むことができます。ナビゲータはフォルダペインの代わりになったり、フォルダペインと連携して動作できます。
複合アプリケーションでは、ナビゲータをコンポーネントとして使用できます。

詳しくは、「ナビゲータを設計する」を参照してください。

関連項目