アプリケーションの設計


エージェントを作成する

作業をはじめる前に、エージェントを慎重に計画します。たとえば、どんな種類のエージェントが必要なのか (シンプルアクション、式、LotusScript、Java のインポート、または Java)、何に動作するのか、どこで実行するのか、どのように起動されるのか、制限付きの操作を実行するのか、それとも制限なしの操作を実行するのか、そして誰の ID でそれを実行するのか (誰の代わりに実行するのか) といった事柄です。

1 IBM(R) Lotus Domino(R) Designer で、エージェントを作成するデータベースを開きます。

2 [作成] - [設計] - [エージェント] を選択します。[エージェントのプロパティ] インフォボックスが表示されます。

3 [基本] タブで、[Name] フィールドにエージェントの名前を入力します。


4 必要に応じて、[コメント] フィールドにコメントを入力します。コメントは、エージェントのリストを表示したときに、表示されます。

5 他のユーザーが使うエージェントの場合は、[共有] をクリックします。共有エージェントは、他のユーザーがアクセスできるエージェントです。共有エージェントの所有権は、エージェントを保存、または再署名する他のユーザーに再割り当てできます。


6 エージェントが文書の中のテキストを検索する場合は、[オプション] セクションで次の設定を指定できます。 7 [クライアントのバックグラウンドスレッドで実行] チェックボックスをオンにすると、エージェントを実行して動作が完了するまで待つ必要がありません。
8 プロパティボックスの [実行] セクションで、次のエージェントのトリガーのいずれかを選択します。選択したトリガーによって、異なるオプションが表示されます。 9 [エージェントのプロパティ] インフォボックスの [セキュリティ] タブをクリックして、エージェントのセキュリティを設定します。

10 必要なフィールドに入力したら、[エージェントのプロパティ] インフォボックスを閉じます。

11 プログラムペインの [実行] リストから次のいずれかを選択して、エージェントの自動設計要素を定義します。

12 検索を作成する場合は、プログラムペインで [オブジェクト] タブを選択し、[Document Selection] イベントを選択します。次に、[検索条件の追加] ボタンを使用して [検索条件の追加] ダイアログボックスを表示します。
13 エージェントを保存します。
定期エージェントは、最初に作成されたときにデフォルトで使用可能になっています。また編集された既存の定期エージェントは、現在の使用可能または使用不可の状態で保存されます。

[有効]、[無効]、[署名] ボタンの使い方について詳しくは、「便利なエージェントの手順」を参照してください。

エージェントのセキュリティについて詳しくは、「サーバーと Web にあるエージェントのセキュリティ」を参照してください。

トラブルシューティング情報について詳しくは、「エージェントのトラブルシューティング」を参照してください。


関連項目