アプリケーションの設計


アプリケーションへのアクセスを拡張する
IBM(R) Lotus Domino(R) アプリケーションは、設計作業時でも、アプリケーションの完成後や導入後でも、外部ツールに容易にアクセスできます。

IBM(R) Lotus Domino(R) Designer を使用すると、次の操作ができます。


サードパーティー製の設計ツールを使用するLotus Domino Designer では、Lotus Domino Designer 内からサードパーティー製のアプリケーションを起動できます。Designer のメニューバーには [ツール] メニューオプションがあり、サードパーティー製のアプリケーションへのリンクを「ツール」として保存できます。たとえば、Dreamweaver などの Web 開発アプリケーションを「Web work」という名前のツールとしてツールメニューに追加できます。Macromedia Dreamweaver を使って Designer アプリケーションに HTML を追加する場合は、ツールメニューから「Web work」を選択して Dreamweaver を起動できます。
詳しくは、「Designer ツールメニューをカスタマイズする」を参照してください。

リモート開発環境で WebDAV を使用するWebDAV (Web-based Distributed Authoring and Versioning) はデータベースに対して [設計者] のアクセス権を持つユーザーが、Web 上で WebDAV 開発ツールを使って、HTML ページ、イメージ、スタイルシートなどのファイルベースの設計要素を使用できる技術です。
Lotus Domino を WebDAV に準拠させることにより、ファイルベースの設計要素の強化に使用できる方法は拡張されます。Lotus Domino Designer では、アプリケーションの開発に使用するツールを選択できます。

詳しくは、「WebDAV クライアントを使用してデータベースリソースを編集および管理する」を参照してください。

フィールドから外部データソースにアクセスするDesigner では、データコネクションリソースを使って NSF データベース文書のフィールドと外部データソースのフィールドとの接続を設定できます。外部データソースには、リレーショナルデータベースやトランザクションデータベースなどがあります。これは、Lotus Notes アプリケーションを使って基幹データにアクセスできることを意味します。
詳しくは、「データベースコネクションリソースを作成する」を参照してください。

アプリケーションをオフラインで使用するDomino Off-Line Services (DOLS) により、オフラインのブラウザユーザーも Web アプリケーションを使用できます。DOLS により、ユーザーは Lotus Domino Web アプリケーションをオフラインにして、アプリケーションを変更または追加した後、アプリケーションのレプリカを元のアプリケーションと同期させることができます。さらに、Web ブラウザからアプリケーションにアクセスできるため、Lotus Notes は必要ありません。この機能により、ユーザーによるアプリケーションへのアクセス方法が増大します。
詳しくは、「DOLS 開発者タスクの概要」を参照してください。

同僚とインスタントメッセージを交換するIBM(R) Lotus(R) Sametime(R) 製品は、チームメンバー間のリアルタイム通信を可能にする強力なツールです。Lotus Domino Designer を使用すると、Lotus Sametime を Lotus Domino アプリケーションに統合できます。
詳しくは、「アプリケーションにインスタントメッセージ機能を追加する」を参照してください。

Lotus Notes コンポーネントを複合アプリケーションに組み込む複合アプリケーションを作成して編集できる機能により、さまざまな種類のコンポーネントや技術を簡単に統合できます。Lotus Domino Designer 8 では、Lotus Notes コンポーネントを作成し、ユーザー体験の一環として、状況に応じて他の Lotus Notes コンポーネント、Eclipse ベースのコンポーネント、ポートレットと統合できます。
詳しくは、「IBM Lotus Domino Designer の複合アプリケーション」を参照してください。

関連項目