エージェントをトリガーするイベント | 使用対象 |
アクションメニューから手動で | ユーザーが起動するエージェント、または WebQuerySave や WebQueryOpen などのエージェントが対象になります。 |
エージェントリストから手動で | 他のエージェントによって呼び出されるだけのエージェント、およびまだ開発中または Lotus Domino Designer から実行するエージェントが対象になります。 |
新規メールの受信前 | メールデータベースに保管される前のメール処理が対象になります。たとえば、受信メールをフォルダに移動する処理などです。
このオプションを使うと、エージェントはメッセージがデータベースに登録される前に実行されます。そのため、他のオプションの選択に注意が必要です。たとえば、文書がデータベースに登録されるときには必ず未読マークが付けられるので、[文書を既読に] シンプルアクションは使用しないでください。
このオプションは、データベースにつき 1 つのエージェントに限定されます。 |
新規メールの受信後 | 返信、転送、ファイル保存など、受信メールの処理が対象になります。
文書がデータベースに着信したときは、その場でやり取りを行う関数や、現在の文書にとって外部データであるデータの読み込みや更新を行う関数は、無視されます。次に例を示します。たとえば、@DbColumn、@DbCommand、@DbLookup、@MailSend、@Prompt、@Command、および @PostedCommand はすべて無視されます。
このオプションは同じデータベースの中で複数回使用できます。 |
文書が作成または更新後 | タスクが新規文書または変更された文書に基づいて実行されるワークフロータスクが対象になります。このトリガーは、実際には エージェントマネージャが扱う定期エージェントであり、ローカルの Lotus Notes Client またはサーバーで実行できます。
[文書が作成または更新後] を選択した場合は、[設定の編集] ボタンが表示されます。このボタンをクリックすると、[スケジュール] ダイアログボックスが表示されます。ここで実行できる処理は、エージェントの開始日と終了日の設定、エージェントを週末に実行しないようにする指定、エージェントが稼働するサーバーまたはローカルの IBM(R) Lotus Notes(R) Client の選択です。また、エージェントが使用可能になったときにサーバーが選択されるように指定できます。
このエージェントを使用する遅延時間は 5 分から 30 分の間で、サーバーの負荷によって異なります。 |
文書が追加されたとき | データベースに追加され、追加されるときに変更が必要な文書が対象になります。このイベントにはユーザーによるアクションが必要であり、バックグラウンドでは発生しません。
文書が追加されたときに起動されるエージェントでは、@Command および @PostedCommand は使用できません。 |
サーバーが起動されたとき | サーバー起動時にのみ呼び出され、それ以外には呼び出されることのないエージェントが対象になります。サーバー起動時だけでなく、サーバーの実行中にもエージェントを呼び出す必要がある場合は、[エージェントリストから手動で] トリガーを使用し、エージェントを呼び出すサーバーの起動時にトリガーされるエージェントを別個に作成します。 |