アプリケーションの設計


DXL ユーティリティを使用してアプリケーションで XML を表示する
IBM(R) Lotus Domino Designer アプリケーションに XML を含めることに加えて、XML で表現されたすべての設計要素を IBM(R) Lotus Domino(R) XML (DXL) を使って表示できます。XML は Lotus Domino Designer で表示することも、テキストファイルに書き出して、好みのエディタを使って表示または編集することもできます。

DXL について詳しくは、『Lotus Domino Designer プログラミングガイド』を参照してください。

XML の設計要素にアクセスすることで、アプリケーションのデータにアクセスし、XML をサポートする他のデータソースとの比較や統合を行うことができます。DXL ユーティリティは、[設計の一覧] を使ったアプリケーションの要素によるレポートの生成の、とても柔軟性のある代替方法です。DXL は、設計要素の集合について調べることができ、また XSL ファイルを使って変換し、スタイルと形式を適用してデータをより有意義なものにできます。

DXL を変換するためには、設計要素を構成するタグを処理する XSL ファイルを作成する必要があります。たとえば、サンプルの XSL ファイル「Report--AllLSinForm.xsl」では、DXL 文書の特定の部分が選択され、その他の部分は無視されます。選択された部分 (すべて LotusScript に関連) は、出力が読みやすくなるよう再変換されます。

メモ この機能には、Internet Explorer バージョン 5.01 またはそれ以降が必要です。

設計要素の XML を表示するには 1 Internet Explorer バージョン 5.01 またはそれ以降が実行中であることを確認します。
2 ロケーション文書を見て、インターネットブラウザのフィールドが「Notes と Internet Explorer」または「Internet Explorer」に設定されていることを確認します。

3 デザインペインで 1 つ以上の設計要素を選択します。

4 [ツール] - [DXL ユーティリティ] - [ビューアー] を選択します。


1 つ以上の設計要素の XML をテキストファイルに書き出すには 1 デザインペインで 1 つ以上の設計要素を選択します。
2 [ツール] - [DXL ユーティリティ] - [エクスポーター] を選択します。

3 XML ファイルのファイル名とパスを入力して [保存] をクリックします。

好みのテキストエディタでファイルを開き、XML ソースを表示または編集できます。

XSL を使用して 1 つ以上の設計要素の XML を変換するには 1 デザインペインで 1 つ以上の設計要素を選択します。
2 [ツール] - [DXL ユーティリティ] - [トランスフォーマー] を選択します。

3 XML の変換に使用する XSL ファイルの名前を選択します。


4 出力の種類を選択します。画面表示用の画面を選択するか、または出力ファイル名を指定します。

関連項目