アプリケーションの設計
プログラム可能な表の機能についてプログラム可能な表とは、アクションまたはフィールド式に基づいて表の行を 1 行ずつ表示するタブ付きの表です。 プログラム可能な表は、最初は Lotus Domino Designer のプロパティインフォボックスのような Lotus Notes のタブ付きの表として作成されます。 ユーザーに対しては、表のタブまたは行が 1 つだけ表示されます。通常のタブ付きの表では、ユーザーは表の最上部に表示されるタブをクリックして、対応する行を表示します。プログラム可能な表では、ユーザーはアクション、リンク、アウトラインエントリをクリックし、それに対応する行を表示できます。 プログラムペインのスクリプトエリアに式を記述すると、アクション、リンク、またはアウトラインエントリと行を結び付けて、行を表示できます。フィールド名の先頭に $ (ドルマーク) が使用されている場合を除き、式に [表のプロパティ] インフォボックスで指定した表の名前と同じ名前のフィールド名を含めます。表のフィールド名には大文字と小文字の区別があります。$table と $Table はまったく別のフィールド名とみなされます。
たとえば、会社のホームページでは、プログラム可能な表を置くことで、サイトを訪問する人が見たい情報に応じてページを表示できるようにします。「所在地情報」という目立たせた文字をクリックすると、表の中の会社の住所や地図などが入力された行が表示されます。「会社の経歴」という目立たせた文字をクリックすると、会社の経歴を記述した行が表示されます。
メモ プログラム可能な表をフォーム上に設計するときは、フォーム上のフィールドを使って表を制御できます。変更内容に応じて更新する選択肢リストフィールド、または計算結果フィールドを使用できます。
プログラム可能な表を作成するには 1 ページまたはフォームの表を表示したい所へ、カーソルを移動します。表を文書内に作成する場合は、リッチテキストフィールドで作成しなければなりません。 2 [作成] - [表] を選択します。[表の作成] ダイアログボックスが表示されます。
3 表で必要となる [行] と [列] の数を選択します。
5 [OK] をクリックします。
6 [表] - [表のプロパティ] を選択します。
7 [表のプロパティ] インフォボックスの [表のプログラミング] タブで、次の操作を実行します。
9 表をフォーマットします。
10 表にテキスト、図形、またはオブジェクトを入力します。
11 リンク、ボタン、またはアウトラインエントリ を作成します。これらは、表のフィールドを設定するとともに、表示するものを制御します。
例: プログラム可能な表を制御するホットスポットを作成する 1 2 行、2 列のプログラム可能な表をページに作成します。この表に CompanyInfo という名前を付けます。最初の行を「a」、次の行を「b」という名前にします。 2 表の各行と列にテキストや図形を入力します。
3 行が表示されたときに表示される内容に関連したページ (表の下の) に文字列を入力します。表中の行ごとに文字列を入力します。たとえば、会社の所在地が入力された行と会社の沿革が入力された行の 2 行で構成される表がある場合は、各行に次のとおり入力します。
会社の沿革
5 プログラムペインのインフォリストの [オブジェクト] タブで、ホットスポットの Click イベントを選択します。
6 表示したい表の行の名前を FIELD $CompanyInfo に設定するには、プログラムペインのスクリプトエリアに、次のように式を入力します。
@Command([RefreshHideFormulas])
関連項目