LOTUS NOTES を使用した WEB の表示


Lotus Notes で Java アプレットを有効にする
IBM Lotus Notes で Java アプレットを実行することができます。Java アプレットは、ユーザーの興味を引く効果を作成できる簡単なプログラムで、多くの Web ページで使用されています。Java アプレットを実行するには、Web ページのサーバーがユーザーのシステムにアクセスする必要があります。そのため、セキュリティ上の問題が発生することがあります。Java アプレットへのアクセス権は、サーバーごとに設定できます。こうしたアクセス制御の方法は、外部のサーバーへのアクセスを制限し、内部のサーバーへのアクセスのみを許可する企業のイントラネットなどで効果的です。

メモ


Lotus Notes で Java アプレットの実行を有効にするには 1 メニューから、[ファイル] - [プリファレンス] - [ユーザー] をクリックします。
2 [基本] タブをクリックします。

3 [追加のオプション][Java アプレットを有効にする] を選択します。

サーバーごとにアクセス権を設定するにはLotus Notes ブラウザを使用している場合、サーバーごとにアクセス制御を設定するには、次の手順を実行します。
1 メニューから、[ファイル] - [ロケーション] - [ロケーションの管理] をクリックします。

2 現在のロケーションをクリックして [編集] をクリックします。

3 [詳細] タブをクリックして [Java アプレット] タブをクリックします。
フィールド説明
信頼できるホスト

注意 このフィールドを空白のままにすると、[信頼できないホストへのネットワークアクセス] で指定するネットワークアクセスが、すべてのホストに対して有効になります。

クライアントでの Java アプレットのロードを許可するホスト (サーバー) の IP アドレスかドメイン名を入力します。たとえば、www.ibm.com と入力します。123.45.678* や *.ibm.com のように、ワイルドカードでも指定できます。

メモ ホスト名が複数の IP アドレスに割り当てられていたり、その逆の場合、信頼されたホストとして認識されないことがあります。

信頼できるホストへのネットワークアクセス[信頼できるホスト] フィールドで入力したホストのネットワークアクセスレベルを指定します。
  • [Java 使用不可] を選択すると、信頼されたホストによるシステム上でアプレットを実行することはできなくなります。
  • [アクセス不可] を選択すると、信頼されたホストによるシステム上でアプレットを実行することはできますが、どのホストに対してもネットワーク上の HTTP 接続はできなくなります。
  • [オリジナルホストのみアクセス可] を選択すると、アプレットは、アプレットを呼び出したホストとのみネットワーク上の HTTP 接続ができるようになります。
  • [信頼されたホストにアクセス可] を選択すると、アプレットは、信頼されたホストとのみネットワーク上の HTTP 接続ができるようになります。
  • [どんなホストにもアクセス可] を選択すると、アプレットは、すべてのホストに対してネットワーク上の HTTP 接続ができるようになります。
信頼できないホストへのネットワークアクセス[信頼できるホスト] フィールドに入力されていないホストのアクセスレベルを指定します。
  • [Java 使用不可] を選択すると、信頼できないホストによるシステム上でアプレットを実行することはできなくなります。
  • [アクセス不可] を選択すると、信頼できないホストでアプレットを実行することはできますが、どのホストに対してもネットワーク上の HTTP 接続はできなくなります。
  • [オリジナルホストのみアクセス可] を選択すると、アプレットは、アプレットを呼び出したホストとのみネットワーク上の HTTP 接続ができるようになります。
HTTP プロキシを信頼するこのフィールドは、プロキシ経由で Java アプレットを実行するように設定した場合にのみ使用します。

ローカルコンピュータによりホスト名が解決されず、アプレットを実行できない場合に、このフィールドで [はい] をクリックします。


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関連項目