連絡先


連絡先への代理アクセス権
自分の連絡先リストを他のユーザーに管理してもらうことができます。これを行うには、連絡先ファイル (通常は names.nsf) のコピーをサーバー上のメールファイルに保存します。この後、指定したユーザーまたはグループに自分の連絡先へのアクセスを許可する (代理する) ようにメールプリファレンスを設定します。

連絡先の管理を行う代理ユーザーは、許可されたアクセスレベルに基づいて連絡先エントリの追加、編集、削除を行うことができます。さらに、この代理ユーザーが委任された連絡先を使用し、本人に代わってメールに返信することも可能です。

連絡先へのアクセスを許可するプロセスには、次の 3 つの手順があります。

1 メールアプリケーションに対する [アクセス/代理] プリファレンスを設定して、サーバー上にある自分のメールファイルに保存された連絡先のコピーに他のユーザーがアクセスできるようにします(後述の手順を参照してください)。

2 連絡先の同期を有効にすると、サーバーにメールファイルのコピーを保存 (複製) できます。

3 [複製] ページで連絡先を同期し、サーバー上の連絡先ファイルとマシン上にローカルで保存された連絡先ファ

イルを同期します。

アクセス/代理のプリファレンスを設定する 1 メールで、[オプション] - [プリファレンス] をクリックします。
2 [アクセス/代理] タブをクリックします。

3 [追加] をクリックします。

4 表示される [ユーザー/グループの追加] ダイアログボックスの [ユーザー/グループ] で、アクセス権の対象を指定します。

5 [コンポーネント] で、次のいずれかのオプションを選択するか、ユーザーまたはグループが連絡先にアクセスできないようにする場合は [なし] をクリックします。たとえば、アクセス権を全員に与えた後、このフィールドを使用してユーザーまたはグループを除外することができます。 6 [アクセス] で、連絡先に対するアクセスレベルを指定します。次のオプションは、前の手順での選択内容によって変わります。
[メール、カレンダー、タスク、および連絡先] を選択した場合選択したユーザーかグループに与えられる権限
文書の閲覧[読者] のアクセス権が与えられるので、メッセージ、タスクエントリ、カレンダーエントリ、連絡先エントリを読めるようになります。
文書の閲覧/代理メールの送信上記の [読者] のアクセス権に加えて、[作成者] のアクセス権と [文書の作成] 権限が与えられるので、メッセージを代理送信したり、タスクエントリ、カレンダーエントリ、連絡先エントリを代理で作成したりできます。
文書の閲覧/編集/作成、メールの送信、不在通知の有効化上記の [読者]、[作成者] アクセス権と [文書の作成] 権限に加えて、[編集者] のアクセス権が与えられるので、フォローアップ対象としてメッセージにフラグを付けるだけでなく、タスクエントリ、カレンダーエントリ、連絡先エントリを代理で編集したり、不在通知を有効化したりできます。
文書の閲覧/編集/作成/削除、メールの送信、不在通知の有効化上記の [読者]、[作成者]、[編集者] のアクセス権と [文書の作成] 権限に加えて、[文書の削除] 権限が与えられるので、メール、タスクエントリ、カレンダーエントリ、連絡先エントリなどの文書を削除できます。
すべての文書の閲覧/作成、ユーザーが作成した文書の削除、代理メールの送信上記の [読者]、[作成者]、[編集者] のアクセス権と [文書の作成] 権限に加えて、代理でメールを送信できます。削除できるのは代理を許可したユーザー用に自分が作成した文書のみです。代理を許可したユーザーが作成した文書は削除できません。
7 [OK] をクリックします。

関連項目