LOTUS NOTES 文書を操作する


文書をロックする
文書に対して [作成者] 以上のアクセス権があり、アプリケーションで文書のロックが有効な場合は、作業しているどのレプリカでも文書をロックできます。文書をロックすると、編集のためのアクセス権を持っている他のユーザーをロックアウトして、他のユーザーが別のレプリカで作業している場合でもその文書を同時に変更できないようにすることができます。これにより、複数のユーザーが同じ文書に変更を加えて同時に保存したために、複製時や保存時の競合が起きるのを防ぎます。ロックした文書は、アプリケーションの管理者でも編集することはできません。ただし、管理者はロックされている文書のロックを解除できます。

文書の編集が終了したら、他のユーザーがその文書を変更できるようにロックを解除できます。

メモ 文書をロックするには、管理サーバーがアクセス制御リスト (ACL) に定義されている必要があります。管理サーバーが ACL に定義されていないと、エラーメッセージが表示されます。管理サーバーの名前の指定について詳しくは、「データベースのシステム管理サーバーを指定するには」を参照してください。

次の項目をクリックしてください。


アプリケーションで文書のロック機能を有効または無効にするにはアプリケーションで文書ロック機能を有効にするには、[管理者] のアクセス権が必要です。
1 [ファイル] - [アプリケーション] -[プロパティ] を選択します。

2 [基本] タブをクリックし、[文書のロックを許可] をオンまたはオフにします。

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文書をロックするには 1 ロックする文書を選択します。
2 次のいずれかを実行します。

メモ ローカルまたはオフラインで作業をしている場合は、文書をロックすることができません。文書をロックしようとすると、アプリケーションにアクセスできないことを通知し、文書のロックを続行したいかどうかを尋ねるメッセージが返されます。[はい] をクリックして文書のロックを続行する場合は、編集内容が保存されない可能性があります。「マスタロック」は、文書がロックされているときにレプリカが参照するアプリケーションで、これによってすべてのレプリカに編集内容が保存されます。このアプリケーションが見つからない場合に、複数のユーザーが同じ文書を編集していると、編集内容の同期がとれなくなる可能性があります。その場合、ユーザーは、変更内容が文書に組み込まれなかったことを知らせる通知と一緒に、変更した文書を含む電子メールを受け取ります。

ヒント 文書をロックすると、ステータスバーに「文書をロックしました」と表示されます。

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ロックした文書にアクセスするには文書をロックしたときと同じユーザー ID で、ロックした文書を開きます。ロック時のユーザー ID がないと、ロックした文書にアクセスできません。
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文書のロックを解除するにはロックした文書のロックを解除するには、その文書をロックしたときと同じユーザー ID を使用する必要があります。
1 ロックを解除する文書を選択します。

2 次のいずれかを実行します。

ヒント 文書のロックを解除すると、ステータスバーに「文書をロック解除しました」と表示されます。

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関連項目