ほかのアプリケーションとの情報の共有


ほかのアプリケーションから Lotus Notes 文書にデータを追加する
ほかのアプリケーションから IBM Lotus Notes にデータを追加するには、追加したいデータの量とデータの追加後にどのような操作をしたいのかに応じて次のような方法があります。

ヒント マウスを使用して、次の表に示すタスク (ファイルの添付など) を実行できます。

詳しくは、「ドラッグアンドドロップ」を参照してください。
目的方法この方法を使う場合
少量のデータをコピー元の形式で追加する。アプリケーションから Lotus Notes 文書にファイル全体またはファイルの一部をコピーするデータを保存しているアプリケーションがローカルコンピュータで使用可能であり、データをクリップボードにコピーできる場合。データのコピーは、データがほとんど変更されないときに便利です。
大量のデータを呼び出し元の形式で追加する。ファイル全体を 1 つの文書に呼び出す呼び出し元のアプリケーションではなく、Lotus Notes でデータを処理し、データ (たとえば、表、文字列、図) を元の形式で表示したい場合。データの呼び出しは、データがほとんど変更されないときに便利です。また、データの呼び出しにより、ほかのアプリケーションでファイルを開く手順を省略できます。
元のアプリケーションの状況に応じてデータを追加する。ファイルを添付するデータを保存していたアプリケーションがローカルコンピュータと受信者側のコンピュータで使用可能であり、元のアプリケーションでファイルを操作したい場合。この方法は、データを電子的に配布する場合にも便利です。ファイルの添付は、ファイルが圧縮されていたり、システムファイルや実行ファイルのときに特に便利です。
リンク元のファイルに変更があったときに更新されるデータを追加する。ファイルをリンクするアプリケーションの最新データを Lotus Notes で表示しながら、元のアプリケーションで直接データを処理したい場合。アプリケーションがローカルコンピュータと受信者側のコンピュータで使用可能であり、アプリケーションが OLE をサポートするときにファイルをリンクします。
リンク元のファイルを変更せずに編集できるデータを追加する。ファイル全体またはファイルの一部を埋め込むソースアプリケーションが使用可能であり、OLE の埋め込みをサポートする場合。この方法は、ソースアプリケーションを使って Lotus Notes のデータを入力したり編集したりするときに便利です。
データと、データ編集に必要なソフトウェアの両方を追加する (Windows の場合のみ)。OLE カスタムコントロールを埋め込むOLE カスタムコントロールがオペレーティングシステムで使用可能であり、どのコンピュータでも使用可能なソフトウェアを使わずにデータを交換したい場合。
メモ ソースアプリケーションが OLE をサポートしていない場合にデータのリンク、埋め込みをするには、代わりにデータのコピー、添付、呼び出しを行います。

関連項目