メール


アーカイブが実行されるコンピュータとアーカイブが保存されるコンピュータを指定する
[アーカイブの設定] ダイアログボックスの [基本] パネルには、現在のアプリケーションのアーカイブアプリケーションが保存されている場所、アーカイブの種類のオプション (クライアントベースかサーバーベースか)、最後に実行されたアーカイブのステータスが表示されます。[アーカイブの設定] ダイアログボックスの [基本] パネルを開くには、メールを開いてから、[アクション] - [アーカイブ] - [設定] - [基本] をクリックします。

任意のアプリケーションに対して、自分のコンピュータ上の IBM Lotus Notes Client ソフトウェアによってアーカイブを実行するか (クライアントベースのアーカイブ)、Lotus Domino Server によってアーカイブを実行するか (サーバーベースのアーカイブ) を指定することができます。ただし、メールアプリケーションの場合は、ポリシーによってこれが禁止されていることがあります。サーバーベースのアーカイブの場合、元のアプリケーションはアーカイブを実行するサーバーに保存されている必要があります。クライアントベースのアーカイブの場合、元のアプリケーションはクライアント上にもサーバー上にも保存することができます。

また、アーカイブアプリケーションの保存先のコンピュータ (ローカルまたはサーバー) も指定できます。クライアントベースのアーカイブとサーバーベースのアーカイブのどちらの場合も、アーカイブを実行するコンピュータとアーカイブアプリケーションを保存するコンピュータを別に指定することができます。

メールをアーカイブする際にこれらのオプションが使用できない場合は、メールアプリケーションのアーカイブに対して、クライアントベースのアーカイブかサーバーベースのアーカイブかの選択を禁止するポリシーが管理者によって指定されています。詳しくは、「メールアーカイブの管理ポリシー」を参照してください。

クライアントベースのアーカイブでは、その日ごとにアーカイブを実行させておくのにもっとも都合のよい時刻を指定して、アーカイブのスケジュールを設定できます。メールアプリケーションの場合、管理者はスケジュールを制御するポリシーを設定することができます。

Lotus Domino Server でアーカイブを実行する場合、ユーザーはアーカイブ処理を妨害することなく自分のコンピュータをいつでもオフにできます。

実行コンピュータと保存先コンピュータを指定するには 1 アーカイブを実行するコンピュータを選択するには、次のいずれかの操作を行います。

2 次のいずれかの操作を行って、アーカイブアプリケーションが作成される保存先コンピュータを指定します。サーバーを選択する場合は、その保存先サーバーでアプリケーションを作成するためのアクセス権が必要です。
3 [OK] をクリックします。

4 これで、アーカイブ条件セットを作成または編集する準備が整いました。

メールのアーカイブに対するアクセス権[条件] パネルの [編集] ボタンが使用不可になっていて、条件の横に鍵が表示されている場合は、Lotus Domino システム管理者によってメールアプリケーションのアーカイブポリシーが設定されています。クライアントベースのアーカイブに対してポリシーが設定されている場合は、アーカイブの実行がスケジュールされている時間に自分のコンピュータをオンにしておくか、[アーカイブの設定] ダイアログボックスの [詳細] パネルで実行する時間を変更します。サーバーがアーカイブを実行する場合、アーカイブを実行する時間はサーバーが管理します (1 日 1 回、午前 1 時)。Lotus Notes がアーカイブを実行する場合は、スケジュールで指定した時間にローカルコンピュータをオンにする必要があります。詳しくは、「クライアントベースのアーカイブのスケジュールを指定する」を参照してください。
アーカイブステータス情報[基本] パネルには、最後のアーカイブ実行のアーカイブステータス情報も表示されます。
メモ この領域に表示される処理済み文書の数が、アーカイブ対象として選択した文書の数と完全には一致しないことがあります。これは、複製の場合と同様に処理効率上の理由から、選択された文書やアプリケーション内の文書がすべてアーカイブされるとは限らないためです。

関連項目